英語コラム07:thとsについて

今回はthとsの発音について書きたいと思います。

英語で接客するときによく使う言葉は恐らく"Thank you"だと思います。
英語が苦手だと感じている人の多くは、日本語でサンキューと言ってるのではないでしょうか?

会話の流れから"Thank you"と伝わっていますが、それだと外国人にはSank youと聞こえています。
sankはsink(沈む、沈める等)の過去形なので、あまり気持ち良くはありませんよね。

th[θ]の発音をする際の口の動かし方はいろいろありますが、個人的に一番わかりやすく簡単だったのは「舌先を上の歯に軽く当てて、スーと強く発音する」方法です。

s[s]の発音の仕方は日本語の「サシスセソ」と同じ感覚です。

thの発音は[r]に比べると比較的簡単なので、何度か練習して意識するとできるようになると思います。

ここでth[θ]/s[s]の違いだけで意味が変わってしまう言葉の例を見ていきます。

mouth[θ]:口
mouse[s]:ネズミ

食事関係の会話でmouthとmouseを言い間違えてしまうと気まずくなりそうです。

thick[θ]:厚い
sick[s]:病気

これも言い間違えると会話の流れがおかしくなりそうで、気を付けたいです。

英語の発音は独特なものが多いので難しいと感じるでしょうが、一つずつ練習していきましょう。

まずは気持ちいい"Thank you"から始めてみるのもいいかもしれませんね。

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