「人ごみが苦手」が自分の経験を狭めていたのかもしれない
連休は、ほぼ暦通り。
4月末の土曜には、息子と『ゴジラxコング 新たなる帝国』を見て、連休合い間の平日三日間の真ん中は、一人で書道博物館に行って、連休の最終日前日には妻とデザートを作り、最終日には井上尚弥戦を酒を飲みながら見た。
あとは、いつも通り、毎日noteを公開して、月~土は、「クリエイティブになるための読書」と名前をつけた読書「詩、短い評論、短編を一つずつ読む」をした毎日だった。
混雑した場所に行きたくなかったので、家にいてできる休暇を楽しんだ感じ。
年々、人ごみが苦手になっている。
昔は人ごみも気にならず、むしろ騒がしい街が好きだった。二十代前半は、新宿で飲むことも多かったし、二十歳代後半、社会人になってからは、金曜の新橋で飲み歩くことも多かった。が、だんだんと人の多い場所で過ごすことが苦手になった。
人ごみの少ないほうを選ぶし、場所だけでなく、人が少ない時間帯を選ぶ。映画は、人の少ない時間帯に観に行く。美術館や博物館は、一人で行く場合、土日に行かず、平日に半休を取得していく。コロナ禍で、観光地でも、人ごみを避けて、過ごすことができるようになって、余計に人ごみが苦手になった気がする。
なんで苦手になったんだろう?
なるほど。言われてみればリスク回避の感情はあるかもしれない。そして、人ごみのある場に行かないことで、さらに、苦手意識も生まれている気がする。
慣れに囲まれた環境に沈み込んで、刺激を得ずに生活してしまうことがこわい。普段しない経験に触れて、刺激の中に身を置きたいと願っているのに、人ごみを避けるということで、刺激から離れる作業にしてしまっていたのかもしれない。
わざわざストレスを感じに行く必要はないと思うが、少し混雑する街にも出かけてみよう。街の写真(iPhone)でも撮ってみよう。人の会話に耳を傾けてみよう。まだまだ老けこむには早いだろう。書に触れて、かつ、街に出よう
いい歌を詠むため、歌の肥やしにいたします。 「スキ」「フォロー」「サポート」時のお礼メッセージでも一部、歌を詠んでいます。