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“インタビュー”が気になったのでインタビューされてみた
インタビューしあうアドベントカレンダー 3日目です。
インタビューのルールはざっとこんな感じ。
・インタビューしたり、されたりする
・インタビュー前(Before)の気分を記録しておく
・インタビューする(時間・テーマも自由)
・インタビュー後(After)の気分を記録する
・インタビュー前後(Before / After)の気分について共有してもいいし、しなくてもいい。それも自由
今回は、私がインタビューをされた内容について書きます。
時間は、一応、10分の設定で開始。
インタビュー前後の(インタビュアーとインタビュイー双方の)気分は、終わった後にシェアしました。
私は、現在、生活の中で“書くこと”を大事にしています。
インタビューに興味を持ったのは、“書くこと”の時間を増やしていく中、対談、インタビューという形式を無視できなくなったことにあります。
今でも自分の中にあるものを書く、ということが基本ですが、自分の中にないおもしろいものは、
・調べて書く
・人に聞いて書く
ことになります。
いろんな対談やインタビュー記事に興味を読んで、「あー、おもしろいなぁ」と気持ちが高ぶってきたときに、インタビューアドベントカレンダーを見かけてしまいました。
インタビューってなんやねん。
アドベントカレンダーの説明には、
・投稿内容:インタビューの中身ではなく前後の気分
とあります。
ただ、どうしても、インタビューに興味を持った“書くこと”に引きづられてます。この記事では、インタビューの内容についても書かせてもらいます。
インタビューしてくれた旧知の高柳さん。
頻繁には会わないけど、もう知り合って7,8年?知り合った当初、2人の周りにコーチングというものがあったことを共有できていることもあり、探り探りではなく、いきなり、話に乗っかれる要素はありました。
私は、この前日、嫌なことがあって、暗い気分をひきづっていました。
あとでシェアしてもらった、高柳さんの目にも暗いと映っていたようです。私が、インタビュー前に書いた気分は、モヤモヤばかり。
で、インタビュー開始前の書き出したところで、インタビュー開始。
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インタビュアー(聞く人)
高柳さん
インタビュイー(インタビューされる人)
のーどみ
高「とりあえず10分、っと」
「テーマはフリー?それとも?」
いま、頭と心は、モヤモヤと、生活の中心の“書くこと”ばかり。
ま、モヤモヤと“書くこと”に引きづられるに決まってる。
もし「フリー」にして、何か別のことが引き出せればラッキーと思って、
俺「フリーで」
まずは私がモヤモヤを吐き出すところから。
生活、仕事、それに仕事外でJoinしたいけど参加の可否は決まっていないプロジェクトについて。しかし、すぐに“書くこと”について、話し出す。どうやら、これが話したくてたまらないようだ。
(自分みたいな相手なら、インタビュー楽だな。促せば、ずっとしゃべるし。)
“書くこと”に時間を費やすようになって、思った大小のこと。表に出てきて、常に思っていることもあれば、あぁ、そう感じていることもあるな、と。
例えば、書くことに身体性を覚えた話。
ソフトウェアの開発者が、日々、プログラムを書くことを例に話す。
私は、プログラムを書くことが好きでもなかったし、だから得意でもなかった。
でも、システム周りに”好き”もあって(仕組みを考えたり)、ずっと仕事にしていた。ただそれは、手足が伴っていない危うさをいつも抱えていたように思う。“根拠がない”と感じていた。いま、“書くこと”を毎日行うことで、自分の手足が生えてきて、身体性を獲得できそうな気がしている。
この身体性を獲得しようとし始めていることが理由なのか、高柳さんのインタビュー前(Before)の印象に、「軸があるように見える」があった。
また、インタビュー後(After)の高柳さんの印象にも、
・前よりゆるさがない
・自信を持ち始めている
という記載があった。
インタビューの途中、「嬉しい」「楽しい」という言葉が自分の中から出てきて
(あー、楽しいんだな)と感じていた。
10分をめどに始めたが、気づいたら20分経っていた。
ときどき“書くこと”について、感じることはあっても、さっと通り過ぎる言葉が、インタビューの場に現れていた。
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終わってみて
“書くこと”が、体と結びついてると感じるから、自分の周りにモヤモヤが充満してるけど、倒れず、立ってられるんだと感じていました。
“書くこと”を見つけたことは、いいことばかりではなくて、ジレンマも感じています。今、時間があれば、“書くこと”にいくらでも使える。
でも、それは収入になっていません。
起きている時間をすべて書くことに使えば、生活ができない。
では、お金をもらって、今、書きたいことが書けないのはどうか?
お金をもらうことで自分の書きたいことが邪魔されるのやだ!
お金に、“書くこと”を邪魔されたくない!
という気づきは大きかったように思います。
自分の手足、軸、そんなものを獲得しようとしているかもしれないこと、
お金との関係に気づけたのは、収穫でした。
インタビュー後に食事したとき、高柳さん曰く「それはお金になるよ」と。
その辺の話は、待て次号!
余談
あと、同じくインタビュー後に、
「誰かに憧れてる人はいる?」
と言われて、実はいないことにも気づきました。
文章の好みがあったり、この人すごいなーはあります。
最近、ほぼ日の記事を読むことが多いので、糸井さん、古賀さん( @fumiken )なんかは、憧れの対象でもよさそうなのに、なりたいという憧れではないようでした。(そもそも、今は感想を垂れ流すだけで、論理的に洞察するまで至ってないものが多いので、比べるのもおこがましいんだけど)
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