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Nサロン未来会議は、期待はずれ(いい方にね)

Nサロン未来会議、第一回に参加した。

未来会議への最初の期待

たくさんの人で議論したり、ワールドカフェのようにいくつかのテーブルで、テーマを深掘りして、参加者の学びまで得てしまおうとする試みは、たまに見かけることがある。

ただし、こなれたコミュニティ、地域コミュニティで最初から一体感あるとか、うまくいかない要素が最初から取り除かれた状態でなければ、寒々しい結果に終わることが多い。

それは運営、ファシリテーターがうまい人でもそうなることはある。
グランドルールがあってもそうなる。
(悪意はなくとも)場を荒らす人の存在、積極的な発言を引き出せず、無理に順番に話させるだけで、盛り上がらないケース。

出来たてホヤホヤで、一体感も醸成されていないコミュニティが、その場でテーマを決めて、話し合って、参加者が何か持って帰れるなんて、ちょっと虫が良すぎるんじゃない?「Nサロン未来会議」の期待は、正直、かなり低めだった。

そんな低い期待度なのに、なんで行ったの?

未来会議中の質問でもあったように、Nサロンは、自分と似た人を探すのではなく、多様な人とのつながりを期待して参加している。私だけでなく、Nサロン未来会議の参加者では、ほとんどの方がそうだった。

多様なバックグラウンド、多様なキャラがいることはガイダンスでお酒を飲みながら話をして、わかっている。

Nサロンの参加者を魚に例えるならいい漁場だと感じた。
駄菓子屋で買ったすぐに壊れる釣竿(私)でも、めずらしいものが釣れるかもしれない。そんな気分で参加した。

Nサロンで参加可能な回は顔を出しておけば、あわよくば、そうした人たちとの接点をつくれるんじゃないか。
(あわよくば、のところが、自分で何も考えてない感じだな)

結果は、ずいぶんといいほうに裏切られた。
議論メシ主宰の黒田さんは、かなり気をつけながら進行されていたと思うが、顔なじみも少ない、バックグランドが違う人が多い場でも、参加者が何か持って帰れるような場がつくれることにビックリした。

そうなると、黒田さんが立ち上げられた「議論メシ」てコミュニティにも興味が出ちゃう。

そういう場づくりが鍛えられるなら、すごいぞ!

今は、Nサロンでは、自分コンテンツを探したり、広げたり。書く行為を錬成することに手一杯だが、落ち着いたら、行ってみよう。
落ち着いたら、、なんて気持ちだと参加しないことが多いが、Nサロン未来会議の日程は、だいたい抑えている。気分が昂じれば参加するだろう。
とりあえず、「議論メシ」のFacebookページは「いいね!」しといた。

当日の流れ

Nサロンの参加者で、この様子をご覧になりたい方は、Facebookグループで、動画を飛ばし飛ばし見るといいと思う。

黒田さんによる講義の内容は、こちらの方のnoteに詳しい。

1. 最初は、近くにいる人とアイスブレイク
・4,5人で自己紹介
・「最近やってること」「今日、何に期待してきたか?」を共有

2. 黒田さんから、共有したい知識の講義
・コミュニティの成長
・コンフォートゾーンの話
(2.以降、各チームには、「議論メシ」コミュニティの方が混ざって、意見を集めたり、消沈しないように気を配られてた)

3. 講義を聞いてどう思ったか?
・4,5人で共有
・テーマをslidoで集めて、3つのテーマに絞る。

slido いいですよね?

決まったテーマはこの3つ

・コンフォートゾーンから出るためには何が必要か
・Nサロンから生まれるカルチャーはどのようなものか
・みんなと仲良くなるにはどうしたらいいか


4. テーマ毎にエリアに分かれて、その中で、さらに4,5人のチームに分けて議論

5. 議論した参加者とは別の方と今日のイベントの共有
・ぶらぶら適当に歩いてくださーい、で、合図があったとき、近くにいた人と共有
・付箋に共有した内容を書いて、壁に貼ってね
・ただし、次に集まる約束や飲みに行く約束しながら

全体通じてどうだった?

最近の私は、とにかく気分の落ち込みが激しい。
2年くらい前から仕事の意欲減退、最近の健康問題、私事の問題、いろいろ重なって、すごく自分を守りたいモード。

2. の講義で、黒田さんから、コンフォートゾーンの話を聞いて、あぁ、やっぱり快適に感じるゾーンから出ないと変化できないな、弱ってるのに困ったなと感じた。私は、そういう理由もあって、4. では、テーマ「コンフォートゾーンから出るためには何が必要か」の議論に参加した。
結果、コンフォートゾーンは、出なくちゃいけないものでもないし、必ずしも悪いものでもない、という視点が得られた。

コンフォートゾーンは、刺激がなくて出たくなるものではあるけれど、新しい場にも、小さいコンフォートゾーンを見つけて、そこを足場、ベースキャンプにいろんなところに顔を出してもいい、くらいに思えるようになった。

各ゼミで、自分の居場所は確保しつつ、自分なりのインプットとアウトプットをしていこう。実際、5. で共有した人たちで、外苑前のベローチェで、お茶して帰った。一つ、安心できる場ができた。

ビジモキャンプに参加する人以外は、まだ顔見知りが少ない方も多く、非公式な集まりはすごく少ない。毎回、ピースオブケイクさんにお邪魔して、ゼミが始まるまで、すでに仲良さげで和気藹々な人たちを尻目に、すでに見慣れたタイムラインを見続けたり、作業に没頭するフリをしている。

ちょっと、その問題が小さくなったのはよかった。
未来会議いいぞ。

いい歌を詠むため、歌の肥やしにいたします。 「スキ」「フォロー」「サポート」時のお礼メッセージでも一部、歌を詠んでいます。