見出し画像

お付き合いは変化する

本当に、ずっと友達だと思っていたし
家族以上に家族のような仲間だったし

距離はあれど、
会えばいつもの感じでいつでも話せる


と、純粋に思ってきた


でもさすがに
ふらり気軽な独身フリーと
郊外に住む子持ち既婚では

同じ人間でも環境などで
脳みそは変わってしまう事がようやく
「わかってきた」

と思う。


あの、ふらりと生きていた自分は
貧乏で何も無かったのに
なんだかんだ好きだったし
写真を見ると本当にいい顔をしている。


安定を選んだ自分でも
絶対あの顔にまた戻りたいと
繋がりを捨てたくない、と思っていた


でも
距離、時間、お財布事情
3つ揃うと
「お付き合い」は難しいもの
認めたくないけど、仕方がない。





去年仲間の吉報が届いた時に、
昔なら絶対に現地に飛んでいたけど
なんだかそこに変化を感じて
「あれ、私行かなくてもいいかも」


一旦、本当に一旦
離れてもいいのかもと思った。


前回の記事に書いたように
SNSから距離を置くと仲間のイベントは頻繁に目に届かなくなる。
自分の発信をしてないと、忘れられてしまう。
それは避けたかったはずなのに
案外、全然気になってないもので。

日々のタスクは確実に捗るようになった。


SNSは
たまーに、覗いてイイねを押している。

きっと今はこの距離でいいんだろうな


離れすぎたかも、くらいでいいんだろうな



そう思える理由はその仲間ごとに違うのだけど


「しばらく付き合いがなくても
会うタイミングは自然と来る」



そのときはきっと
「変わらないあだ名で呼び合える」

妙な安心感があるから。



アジトのような思い出の場所は
今も幾つもの人が行き交って
私と同じように、距離があいた人も沢山いる
お付き合いは、変化する。


それでいい、それでもいいんだよ



いまは、いまの私を
優先にしたらいいんだよ。




アラフォーになってみると
今までなかなか手放せなかったものが意外と手放せたりするから不思議である。


引っ越しの時
思い出系の断捨離が苦手で泣きながら呟いたら
「捨てると、入ってくるから大丈夫」
と友人がコメントしてくれた


新しいものを得るために大事な思い出を捨てたくない!それならずっと思い出に埋もれていたい!派だったのに

友人の人柄とコメントのタイミングのおかげで
急にすっと心の糸が緩くなった


私は極端なので
「じゃあ逆にいちばん捨てたくないものから捨ててみるか」と旅の土産品を一つ捨てた
一番着てヨレヨレになったワンピースを捨てた
幾つかのお付き合いを止めてみた


すると
意外と大丈夫だし
ちゃんと折り合いがついた気がする


これは結婚してみて本当に感じる事なんだけど
女の付き合いは、子供のあるなしや人数(年齢や特性も)、夫の仕事や性格、経済事情などなど
自分以外の環境にすごくすごく!左右する!という事。


本当は折り合いなんてつけたくはないけど
という本音を隠しながら


「お付き合いは変化する」ものだね、と
ようやく享受できた今日この頃です。




いつかまた笑い合える日が巡って来ますように。




拙いnoteですが、スキしていただいたり
フォローしてくださったり
恐縮ですがすごく嬉しいです。

心よりお礼申し上げます!

NORA

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?