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通院日のお楽しみは店主の気分次第

月に一回、神経科に通っている。
朝一番に行って、待合室の隅でぼーっとしながら名前を呼ばれるのを待つ。
診察時間は5分程度で、近況報告と世間話で終了。
昔ながらの小さな個人医院なので、会計と同時に薬も受け取れるのは助かる。
主治医も女性なので婦人科系の悩みも話しやすく、婦人科系の漢方薬なども処方してくれるのも助かる。
婦人科がトラウマな自分には、うってつけのかかりつけ医だ。


だいたい1時間くらいで全て終了した後、向かう場所がある。
これまた昔ながらの小さな花屋だ。
ただし、そこは店主の気まぐれ営業。
営業時間や定休日などが書かれておらず、店主がいない場合は諦めて帰るしかない。
電気が点いていても、扉には鍵がかかっているというフェイントもある。


それでも毎回行ってしまうのは、そこの店の店主の人柄がいいのだ。
色々と花の事を教えてくれたり、会計後に「これも持っていきな」と一株サービスしてくれる事もある。
花を買うのも楽しみだけど、そこの店主と話すのも楽しみだから足が向くのだろう。


ここ数ヶ月は、その店が開いている時に行けていない。
夏の花が終わり開けておいたプランターは、どうやら土だけのままで年を越すことになりそうだ。
今度その店主に会える日はいつになるだろう。

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