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被疑者逮捕のご報告

過日、私の携帯電話に、私の子供に対する殺害予告電話がかかってくるという事案が発生しました。

所轄警察署に被害届を提出していたところ、さきほど、所轄警察より犯人を逮捕した旨の連絡がありました。子供に対する殺害を明確に宣告するような人物がひとまず逮捕され、ほっと胸を撫で下ろしているところです。

 どうやら警察は、殺害予告電話の内容はもちろんのこと、犯人がこれまで長期間にわたりネット上で私に関する誹謗中傷を繰り返していた事実も重く受け止めているようです。そのため、犯人が利用していたTwitter等の投稿内容や、その投稿についた「いいね」や「RT」の状況等も踏まえた捜査が進んでいます。

 この犯人が長期間にわたり主にTwitterで私に関する根拠のない風説を垂れ流したり罵詈雑言を重ねていることは、私も随分前から認知しておりました。また、この犯人の行うこうした投稿をそのまま信じ、RTによって拡散したり、「いいね」をつけて賛同を示す複数の人物が存在していることも同時に認知しておりました。しかし私は、犯人も犯人の投稿内容を信じたり賛同したりする人物も、所詮はネットでしか気勢をあげられない「かわいそうな人」と捨て置きつづけておりました。その認識は今も変わっておりませんし、捨て置いた対応にも問題はなかったと今も考えています。しかし誹謗中傷や加害予告の対象が、私ではなく私の子供や家族に向かうのであれば話は別です。物書きの端くれとして、警察に頼るのは職業倫理的にいささか疑問が残るものの、子供や家族を標的にした言動があれば非常の措置を取るべきと判断し、今回は警察の手に事案を委ねるとの判断に至ったものです。犯人逮捕後も検察取り調べや公判などまだまだ煩雑な手続きは続きますが、その過程でも「私ではなく、私の家族や友人知人を対象にした誹謗中傷には、果断に対処する」との方針を堅持し、対応していく所存です。

 ネット上では当方に対する誹謗中傷や虚偽の風説が大量に流通しています。また、どうも当方から観察していると「菅野完はどう扱ってもいい」との風潮さえあるようにさえ思います。能力の低い人や心のさもしい人は、属人的な判断しかできず対人論証に陥りがちなので仕方のないことなのかもしれません。しかし繰り返しになりますが、誹謗中傷の対象が私を超えて子供や家族あるいは友人知人など私以外に及ぶならば話は別です。今後とも、そうした事案には警察をはじめとする関係各所に相談し、非常の措置をもって迅速に対応して参ります。

 この1週間、調書作成などで多大な時間を費やし身動きの取れない状態が続きました。年末業務繁多の中、業務上様々な支障が発生し、各方面にご迷惑をおかけしたかと思います。末筆になりましたが、この1週間、本件対応のために発生した当方からのスケジュールや納期の変更依頼に柔軟にご対応いただいた関係各位に御礼を申し上げます。ありがとうございました。

2022/12/26
菅野完

2022/12/26付Facebook投稿文より転載)

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