悲観の足音 24/02/03

今日は、週に一度の子供食堂のボランティアに行ったり、友人達とZOOMで話をしたりしていた。漠然とした悲観を抱えながら、ただただ予定をこなしていたら、あっという間に一日が終わってしまった。その漠然とした悲観や、虚無が、少しずつ強くなっているのを感じる。悲しくて今にも泣き出しそうな自分が、居ないでもない。何が悲しいのかとか、そういう質問は愚問である。全部、悲しいに決まっている。けれども、まだ悲しさで溢れてはいない。その足音が聞こえるというだけである。少しずつ聞こえてくる足音が、怖い。

日記を書いていて、不思議な事に気が付いた。今日は外出もしたし、人と会話もしたのであるが、不思議と、何かをしたという感覚が、薄い。悲観の足音が聞こえる以外に、特筆すべき出来事や感情が無い。あと書ける事と言えば、現在布団の中でゴロゴロしていて気持ちいいとか、そういう事ぐらいである。悪戯に時が過ぎてゆく。そしてそれに対する不安も、普段よりも漠然としている。このまま寝てしまったら気持ちよさそうである。

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