新潟•越後湯沢の旅〜美味しい米を求めて〜
私は次女なので赤ん坊の時の写真がすこぶる少ないのですが、
数少ない写真の中で一番印象に残っているのが、
階段をのぼりながら米粒のついたしゃもじを生えたばかりの前歯でこそげ食べようとしているもの。
階段をのぼる時間も惜しんで米を食う、凄まじい食欲を感じられるいい写真だな!
と思っていたのですが、大人になって分かったのが、
階段上りながらでも食べたいくらい、我が家の米は美味しかったのだということ。
なぜなら母の実家が新潟の南魚沼に近く、常におじいちゃんおばあちゃんから南魚沼コシヒカリが届いていたから!
体重増加に歯止めがかからない昨今、米をなるべく食べてはいけない、と言い聞かせ、家では玄米を炊いて食べている42歳になった私は、
この夏突如、新潟でおいしいお米が食べたくなった!
素泊まりでとってもお安いホテルを見つけたぜ!
29歳の時には母が亡くなったのですが、きちんと母の話を聞いていなかったのか、新潟のことは本当に知らずに42歳に。
まっさらな気持ちで上越新幹線を降りて、お土産売り場に立って気が付いた。おかあさんめっちゃ煎餅食べてたの、新潟の人だったからか!
お土産売り場の煎餅率高!!
あと、お母さんが良く米を握って、味噌を生で塗りこんでくれて夜食など作ってくれていたのも、新潟オリジナルなのかもしれないと思ってきました。糀の商品も豊富で、味噌もいっぱい。
あと、鮭と打ち豆の煮ものがとっても美味しかったのだけど、それも新潟料理であることが判明。お土産売り場でいろんな発見があったのであった。
大好きだった大力納豆のおにぎりも駅で食べられて、ノスタルジックで胸いっぱいな駅構内。
車がないくせに素泊まりなので、ホテルや駅周辺の飲食店を検索しまくりまして、どこに行っても成功であった。だって米だけが美味しいんだもの!ほぼ美味しい確定である!
冬スキー場だったところが夏の営業で若干寂しい感じではあったけど、コロナ禍的にも最高。人混みから離れて深呼吸できる気持ちのいい環境で、ついつい開放的になって、米に飽きたらピザやらうどんやら小麦製品も美味しくいただき、日本酒も美味しかったぜ。
◆ブログランキングに参加しています!クリックお願いいたします!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?