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4月の映画まとめ(2020)

自己満まとめ。もっと語彙力ほしい。

素敵に表現できるために訓練。

 

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芳華 -youth-

監督:フォン・シャオガン(馮小剛)

夕陽に照らされてるプールの水面みたいな青春の煌めきと、夏の雨に打たれてるような青い苦みを、爽やかに感じながら前半を観ていると、じわじわと歴史の悲痛な事実が容赦無く体の中に押し寄せてくるような後半に全身鞭打ちになる感覚。若者だけでなく文工団に身を捧げた人々の懸命に生きる姿に、やさしい勇気をもらえる。戦時現場の描写とか凄くリアルで、思わず目を背けてしまった。よく分からない例えで表してしまう語彙力の無さに悲しくなるけど、本当に色んな人に観てもらいたい、すごい映画。


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思い出のマーニー(金曜ロードショー)

監督:米林 宏昌

切ない。とんでもなく切ない。有村架純の声がより切なさを(いい意味で)増幅させる。マーニー、、、傍から見ればとっても孤独で寂しい幼少期を過ごし辛かっただろうに…マーニーの健気に生きる姿に涙せず観ることはできない。

 

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パーフェクトワールド 君といる奇跡

監督:柴山健次

どうしてもつぐみ側の目線で観てしまうけど、私自身いつどうなるかなんて分からないんだよなぁ。あんなに強く生きれるかな。と、ふと考えてしまう。


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あの頃、君を追いかけた(台湾版)

監督:ギデンズ・コー(九把刀)

良い。これぞ初恋!ってかんじ。シェン・チアイーがとてつもなくかわいい。あんなにかわいくて頭がいい子が、「ほんと幼稚なんだから~」とか言いながら世話焼きしてくれたら男の子は惚れないわけがない。(と思う。)でもでもラストの切なさときたら…切ないのに心晴れやかなんだよなぁ…


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建築学概論

監督:イ・ヨンジュ

心情の揺れ動きが繊細でわたしにはちょっと難しかった。音、好きなはずなんだけどこの映画は何故か気になってしまって集中することが難しく…。ヒロインの性格がなんとなく好きになれなかったのも原因かも。道ならぬ恋に進まなくて安心した。

 

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家に帰ると妻が必ず死んだをふりしています。

監督:李闘士男

ほっこり。結婚っていいのかもなぁ、と感じる。と思いきや同僚夫婦の関係性のリアルさもあり、憧れだけじゃやっていけない現実も感じる。じゅんさんとちえさんの関係みたいに穏やかで優しく、でも確かに想い合ってる夫婦関係って憧れる。古き良きクリーニング屋さんの感じもよかった。

 

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放課後ソーダ日和

監督:枝 優花

一見交わらなさそうな女子高生3人組が、喫茶店のクリームソーダ巡りをする中で友情を深めていく。個人的には、「少女邂逅」の世界線と繋がっているところに嬉しくなった。田中芽衣さんの存在感が好き。あと、穂志もえかさんが成長した姿で出てくるところ、過去の悲しみとか弱さを乗り越えて3人を愛おしそうに見ているのが素敵だった。あと確実にクリームソーダが飲みたくなる。後日ほろよいで大人のクリームソーダ作ったよな。

 

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クラッシュ

監督:ポール・ハギス

人種差別を取り扱った映画。ある街での日常の出来事を描写していて、プールの無関係と思っていた人同士が実は繋がっていて、、、という話。苛立ちの連鎖から少しずつ優しさを取り戻していったのに、唯一まともだと思ってあなたが一生の懺悔を背負うことになるなんて、、、と絶望してしまった。人のやさしさってなんだろう。

 

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エブリデイ

監督:マイケル・スーシー

これはSF?青春?ラブストーリー?この3つの要素が絶妙に混ざり合ってて美しい!メインキャストが特定の実態を持たないって斬新な設定なのに、「そこにいる」って感じる。人間って見た目じゃなくて心なんだな、と分かってても見逃しがちな大切な感覚を思い出ささせてくれる。

 

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トイ・ストーリー4

監督:ジョシュ・クーリー

おもちゃの幸せはこどもと遊ぶことだと信じて疑わなかったウッディの新たな決断。すっごく悲しいのに、希望に満ちた新たな世界がウッディを待っている。どこまでも仲間思いのウッディはとってもかっこいい。映画のその後がとても気になる。続編、製作して欲しいけど出来るのかな?と思った私は、「おもちゃは子供ありきの存在」と凝り固まっている証拠なのかも。

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