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謹賀新年と活動報告① -2020①-

2021 抱負

あけましておめでとうございます

今年の抱負

沈著痛快 胸がすくほど気持ちよく落ち着きを持って命を燃やす

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

年も明け抱負も決まりましたので、少しばかり現在の活動のお話しをします。

2020年の活動の話し① -天川村でのこと-

2020年に身の回りの環境を一新してからこれまで、多くの時間を山・川・滝・海などの自然の中で過ごし、新たに立ち上げたクリエイティブチームのみんなとひたすらに自然を中心に映像を撮影していました。

きっかけは昨年3月に奈良の天川村を訪れたこと、
太古の様相が残る圧倒的な自然と自分の呼吸すらうるさく感じるほどの凛と澄んだ空気に触れた瞬間、体中に雷に打たれたような激しい電撃が走り、あまりの自然のヤバさに一瞬にして体中の関心をすべて持っていかれました。

自然ヤベー山ヤベー水ヤベー石ヤベー天川ヤベー天川大弁財天社ヤベー柿坂神酒之祐宮司ヤベー

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天河大辨財天社で祝詞を上げていただくために社務所で必要事項を記入しているとふらりと現れ隣にすっと座られたのが、柿坂神酒之祐 第六十五代宮司でした。

はじめはそのあたりのおじいちゃんがふらりと入って来てお茶でも飲んでるのか。くらいに思っていたのですがポツリポツリと話しておられる事柄が、

これまで距離にして地球を2周半旅してきたとか。戦後の復興から高度経済成長期に入った日本を飛び出して「人が歩いてないところを歩こう」と、南米のコロンビアからチリまで20代の頃に歩いた旅のこととか。その時に体験したアマゾンの奥地での、文明と交流していない先住民に出逢い共に過ごした話しとか。いつの間にか宮司の人柄に惹きつけられどっぷりと神酒之祐ワールドに浸ってしまいました。

音楽の仕事をしていることを話し、柿坂神酒之祐 宮司から頂いた言葉。

世の中で一番美しい御仕事をされていますね。音楽にはすべてがある。自然の声に耳を傾け更に良いオシゴトをされてください。

天川帰りのお蕎麦屋さんで天ぷら蕎麦を食べている頃には、自然を生業に生きていくことを決めていました。

この時に一緒に蕎麦を食べていたのが、新しく立ち上げたクリエイティブチームのメンバーで彼らもまた私と同じような体験をしています。この愉快なメンバーの紹介はまた後日にしっかりと書きます。

この出来事を堺に、自然を中心とした生活が始まるのですが、自然を生業にすると決めたは良いもの何から始めていいものか。

2020年の活動の話し② - Nature Good Mode のこと -

手始めにクリエイティブチームの一人である映像作家の高梨喜芳さんと「リモートで自然を観光する」をテーマに Nature Good Mode というYouTubeチャンネルを立ち上げ、まるでその場所にいるかのような映像を高画質4K、録音を3DIOバイノーラルマイク(耳の形をしたマイクで人間が聴いているように録音出来るマイク)たまにZOOMポータブルレコーダーの高画質高音質クオリティで撮影録音を行い続けました。

このチャンネルには、現在までに映像75本を公開しています。

その中でもオススメな動画はこのあたり

【富士山】朝日、雲の流れ、空の移り変わる様相が楽しめる

【那須高原】上空から雲海を眺めるなかなか見ることのできない視界が面白い

【BGMなど】日々の環境音や環境映像にするなら

2020年当初は地方の民宿やゲストハウス、ホステルといった国内外の観光客が多く滞在する宿を繋ぎ、東西南北毎日どこかでパーティが行われ私の足取りを辿れば自ずと祭りに辿り着けるみたいな活動をしようと考えていましたが全く違う人生になってきました。

こちらはその時期に受けたインタビュー

2020年の活動の話し③ - Wizard of OP のこと -

気がつけば自然へ足が向かう日々を送り自然を中心にした生活を考えていたので、音楽活動はしばらくお休みしようと考えていました。しかしコロナ禍の影響で次々とイベント事の中止と延期が決まり音楽業界自体もまた変容を試されている中で、自分ができることはもうないのかという思いがありました。

そんな時に連絡をくださったのが、甲府桜座のブッキングマネージャー龍野さん(通称:怪物さん)でした。桜座もすべての公演を中止/延期にされているというお話しを伺いながらも、気がつけば「無観客ライブ配信企画をやらせて欲しい」と打診していました。そして桜座スタッフ、美術家の小金沢健人さん、藤||||||||||田さん、石若駿さん、Mora Mothausさんと強力な映像チームの力をお借りして 5/30 Wizard of OP vol. 0 を配信しました。

この映像は当初の狙い通り、ライブ配信だけでは終わらないライブ公演の皮を被った映像作品にすることができました。

そしてこの映像を見てくれていた 六本木 ANB Tokyo のディレクター山峰さんのお声によりこのチームでこの映像を更に超える作品を生み出すことになるのですが、それは次回お話をします。

ここまでで5月末。なかなかなんちゅう年なんだ2020年と思いながら、不確実な時代に自分がどう行動し果てはどう文化に貢献できるのかを試行錯誤しているのだなーと改めて気がつきました。

明日は、2020年中頃以降の活動をご報告したいと思います。

皆さんの2021年がこれまでよりも大切な1年となりますように。

All for the Next Dimension.

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