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【新連載】~クリエーター紹介③~プランナー代表 大多和宏祐さん

こんにちは!NoKin.塾です。
本日は、NoKin.でプランナー代表として活躍されていた大多和宏祐さんに「NoKin.での活動を振り返って」というテーマにもと、インタビューをしてきました!
プランナー代表としてイベント企画やカフェ事業を展開されてきたご経験について、詳しくお聞きしました。

〇大多和宏祐さん
静岡大学 情報部 行動情報学科4年生。NoKin.のプランナー代表として活躍し、様々な施策を企画し、運営してきた。ITベンチャーへの就職が決定しており、現在はヒッチハイクひとり旅に奮闘中。趣味は温泉・サウナ。


-大多和さん、本日はよろしくお願いいたします。

--よろしくお願いいたします。


-まず初めに、1年生での生活や活動についてお聞かせください。

--結論から申し上げますと、1,2年生はとにかく遊んでいました(笑)
本当は都市部の大学に進学したかったのですが、地元に残ることになってしまったため、若干反抗心があったというか(笑)
バイト→サッカー→旅行といったサイクルの生活を送っていました。

当時は自分の将来についても深く考えておらず、“まあ何とかなるでしょ”という思いが強かったですね。ですが、そんな自分にも、2年生から3年生に上がるときにあるターニングポイントが訪れました。



-そのターニングポイントというのはどのようなものですか?

--はい、初代NoKin.代表を務められていた土屋さんにお声がけを頂いたことです。

2年生の後半では、親からも「あんた将来どうすんの?」と聞かれることが増えてきて、自分でも少し考えるようになりました。
将来のために何かやらなければ…という思いはありましたが、目を背けていた部分もあったんです。

そんな時に、同じサッカーサークルに遊びに来ていた土屋さんと、将来について話す機会がありました。そこで、その時感じていた将来への不安や、“何かやりたいけど何からやればいいか分からない”といった悩みを素直に話しました。
すると、土屋さんから、「団体立ち上げるから大多和も何かやってみない?」と誘って頂いたのが始まりでした。


-素敵なエピソードですね。では実際に、NoKin.ではどのような活動をされていたのですか?

--最初の方は、ビジネスアイデアを考えてきて発表するという「お昼ディスカッション(略して昼ディス)」を毎週行っていました。
毎週やってきてはフィードバック(以下FB)をもらって、やってきてはFBをもらってというのを繰り返した結果、ビジネスアイデアを考える時のスピード感というのが身につきましたね。

その後プランナー代表になってからは、浜松商工会議所と一緒にSDGsについてのイベントを開催したり、企業とタイアップしたイベントの企画運営を行ったりしました。

3年生の11月には、「たまり場カフェ」というカフェ事業も展開しました。
僕自身、3年生になって就職活動をする中で、地方が抱える機会格差・情報格差というのを実感するようになりました。そこで、学生が就活に向けた活動を一緒にやったり、将来についての話を共有できる場所として、たまり場カフェをオープンすることにしました。

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(▲たまり場カフェで学生と話す大多和さん)


-様々な施策をされていたのですね!プランナーの活動ではどのようなことを意識していらっしゃいましたか?

--1番大きな学びであり、常に意識していたことは、「頭で考えていることと、実際に行ってみた時のギャップは大きい」ということです。
ネットから持ってきた情報を基に、自分の中でどれだけ綿密に考えたものでも、実際に実行してみると現実ではうまくいかないときもあります。
だからこそ、1回やってみることが大事なんです。どんなに小さなことでもいいから、自分で考えたものを社会に出して試してみる。そのようにして一次情報を手に入れることが重要だと学びました。

また、自分がアプローチしたい相手の気持ちに寄り添う事も重要です。自己満足で立案した企画は一見すごいように見えますが、お客様にとって価値のあるものでなければ意味がありません。プランナーとして活動する中で、そういったデザイン思考的な考え方も出来るようになりました。

そして、論理的に考える力やプレゼン力を鍛えることも必須です。これは最終的に就職活動の時にもすごく活きましたね。総合職やビジネス職では事業立案のワークをすることが多いのですが、何もやってこなかった学生と差別化を図ることが出来ました。



-では、NoKin.全体での活動を通して学んだことや、ご自身の中での変化をお聞かせください。

--そうですね。まずは「自分の人生にきちんと目的を持つことが出来るようになった」ことは大きな変化です。
NoKin.に入るまでは、なんとなく楽しく過ごせればと思っていましたし、暇な時間はだらだらしてしまう事も多かったのですが、遊ぶ時と頑張るときのメリハリをつけることが出来ました。



-最後に、1,2年生にメッセージをお願いします。

--はい、「どんなに小さなことでもいいから、一歩踏み出してみよう」という事です。中々将来を見据えた活動に挑戦することは難しいかもしれませんが、一つ行動したら、そのまま流れていくものです。その小さな壁を踏み出してみることが何より重要であると考えます。
皆さんが将来に向けた挑戦できることを応援しています!


-大多和さん、ありがとうございました。

--ありがとうございました。