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【126-128日目】特に何もしないまま帰る日になる虚しさ

【126日目】
今日は帰る日。
あっとゆうまだった。

今回は特に話す事もなくというか、苦しそうだったし母がそんなに話すことがなさそうだったから一緒に過ごしただけだった。

それならもう来なくてもいいかなとかちょっと思ってしまっていた…

だけど帰る時、「次いつくるの?」聞いてきたから、「次は1ヶ月後くらいにくるよ」って言った。

玄関にある母の靴を写真撮った。
ボロボロで汚い靴。
何年か前からかかとが痛いと言って、いい靴ないかなと探していたけどなかなかなかった。
この靴は割と大丈夫だったみたいで変えずにずっとこれを履いていてボロボロだった。

この靴を履いてたくさん歩いてきたんだよなぁ。
もう靴を履いて外に出ることはないんだよなぁと。

そこからバタバタと写真を撮り、電車に乗り、飛行機に乗り、バスに乗って帰ってきた。

いっくんに「もしかしたらまた来月行くけどどうする?」聞くと、「疲れるからもう行かない」だって笑


はーちゃんのお腹の上に頭を置いてはーちゃん枕にしてみた。
お腹の中の音がぐるぐると聞こえて、久しぶりにこの音を聞いた。
小さい頃、
母のお腹でよくやっていたなぁと思ったら涙が出てきた。
昔の母に会いたいなぁ。


【127日目】
仕事に向かった。
昨日までなんともなかったのに、仕事中泣きそうになった。
今更になって
やっといてよかったこととかやりたかったことある?とか聞けばよかったと思った。

だけどふと、

母から話さないなら、伝えたいことがないのなら別に聞き出すこともないのかなー

とか思った。

残される私は必死になにか残して欲しいと願うけど、それって自分本位なのかもしれない。

母から伝えたい事がないならそれでいい気がしてきた。
それよりもいつも通り、子供たちの会話を聞いたり変わらずに過ごすことがいいと思うのかもしれない。
この前のリザードンの話とか母は知らなかったし、子供たちの話を聞きたいのかも。

ただ話すのがしんどいのかもしれないけど。

【128日目】
今日ははーちゃんの生活発表会。
本当にめっちゃかわいかった。
子どもってそんなに好きじゃなかったのに、自分が子供を産んでから、世界中の子どもがすごく可愛い。

母にも送ったけど返事はなかった。

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