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インターン生が茶室 松好庵の3D撮影に行ってきたお話

初めまして!
私は、長期インターン生として「たいせつアーカイブス」で活動しています。

活動日記を綴っていこうと思います!
記念すべき第1回目の記事は上林春松さんでお送りします♪

長期インターンシップやアーカイブ活動に興味のある方は、ぜひ覗いていってくださいませ。


そもそも「たいせつアーカイブス」って?


主な活動をざっくり紹介すると、、、
「想い」と「空間」をデジタルアーカイブ(例:3Dモデルなど)で残しています。
たくさんの思い出の詰まった空間のアルバムを制作します!

そWebサイトはこちらです。


初めての現場撮影

実は今回の撮影、、、
私にとっては、初めての現場撮影
上林春松さんの松好庵に行ってきました。

朝から電車を乗り継ぎ、眠い目をこすりながら6時45分に宇治駅に集合

撮影練習は屋内だったのですが、今回は初めての屋外での撮影でした。初回から中々ハードな現場。しかも庭園なので、周りの苔は踏んではいけないという条件付き(マリオのステージ感...)

ドキドキ緊張しながら現場に到着しました。

門をくぐってお庭の中に入った瞬間、緑の香りと朝の空気で癒され、緊張も少し解れました。

実はお茶室を訪れたのはこれが初めて!作法もぼんやりとしか知らなかったのですが、苔を踏んではいけないというのも作法の一つだそう(全然知りませんでした…)

昔は、履き物を入り口で藁の雪駄に履き替えていたようです。庭を痛めないようにする当時の習慣だったと教えていただきました。


いざ撮影!

難関は苔の道…!!(ラスボスステージ)
どう撮影したかというと、、?

段ボールを敷いて撮影しました!
段ボール、こんなところにも使えるんです。

今回は、3D撮影の他にも記録として一眼レフで写真を取っていました。ただ撮影した時間帯が見事に逆光!!見返すと真っ暗な写真が大量発生していました…
この写真撮影スキルもこれからもっと磨かなくては!

そして、周りの木や建物にぶつからないよう細心の注意を払いながらの撮影はなんとかクリアー!!!


インタビュー

そして、「たいせつアーカイブス」において最も重要なインタビュー。
その人の残したいもの、想いを伺います!

インタビューに答えてくださったのは、第15代 上林春松さん。
ご協力ありがとうございました!

インタビュー中にたくさんお茶の作法についても教えていただきました。
お茶の作法はぼんやりとしか知らなかった私。
恥ずかしながら、茶道の知識は、お茶を頂く前にお茶碗を3回くらい回す程度の知識でした。(むしろそこしか知らない)
作法やマナーがすごくいっぱいあって覚えられない!間違えたら怒られるかな、?などと、初めての撮影以外にも不安がいっぱいだったのですが、

「感動したり、感銘を受けたりするものがあったら「えぇー!」って言って声出して驚いてもらっても構わないですね。」と優しいお言葉をいただき、私の中でお茶の世界に対してのハードルが下がりました。

インタビュー記事はこちらです。

最後に

初めての撮影、取材共に無事に終わることができました!

最後に上林春松さんと記念撮影し、終了です。
見返すと顔がかたいですね…笑笑

今回伺った松好庵は、なんと普段は一般公開されていない特別な場所。そんな歴史ある普段は立ち入れない場所で取材、撮影するという貴重な経験をさせていただきました。

上林春松さん、ご協力していただきありがとうございました!

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上林春松本店のホームページはこちらです。


宇治・上林記念館』

上林春松家に伝わる歴史資料を公開するために、唯一今に伝わる「宇治茶師の長屋門」を活かし、「宇治・上林記念館」を設立しました。禁裡・幕府や大名家に茶を運んだ呂宋(るそん)壺や豊臣秀吉の書状などを展示しております。

〒611-0021 宇治市宇治妙楽38番地
TEL 0774-22-2509(代表:直営小売店)
FAX 0774-22-2519(代表:直営小売店)
営業時間 10:00 ~ 16:00
休館日 金曜日・8/13~16・12/30~1/5
入館料 200円
サイト 宇治・上林記念館


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