2020年を振り返って

2020年を語る上では外せないものとなってしまった「コロナ」だが、授業がほとんどない大学4年生の僕にはほぼ大きな影響がなかったように感じる。

それだけ、いつもと変わらない生活が送れるよう多くの人に支えられたのだろう。感謝しなければならない。

今年はあっという間な一年だった。短めに近況報告を兼ねてこの一年を振り返ろうと思う。(書いてる内に年を越してしまいました)

大学院進学

来年度から「東北大大学院航空宇宙工学専攻 宇宙構造物学分野 槙原・大塚研究室」所属の「博士前期(修士)課程1年 葛野諒」になる。今いる研究室と同じところだ。素晴らしい先輩、先生や刺激になる仲間に囲まれている環境に身を置くことができて幸せだと思う。これからもどうぞよろしく御願いします。

卒業研究

卒業研究のテーマは「非赤道面にある宇宙エレベータのダイナミクス」だ。宇宙空間でのテザー(ケーブル)の運動を解析するのに絶賛苦しんでいる。やりたい研究ができて幸せだと思う。これからも先生にしぼられながらがんばります。

宇宙エレベーター技術競技会に参加(2年目)

まさかあると思ってなかったが、11月下旬に宇宙エレベーターの技術競技会があった。結果は昇降させることができなかった。完全に自分の力不足だったが、技術的に身に付いたことは多いし、だめだった点に多く気づくことができた貴重な経験になった。次こそは成功させたい。

超小型人工衛星プロジェクト「BioCube」に参画

「宇宙の太陽光で植物を育つか」をテーマに宇宙空間実験を目指す東北大のBioCubeプロジェクトに構造チームとして参加した。先生にたくさんしぼられながら非常に多くのスキルや考え方が身についたと思う。これは今後宇宙開発に関わる上で絶対プラスになる経験だと思う。

オンライン英会話を始めた

オンライン英会話サービス「レアジョブ」を始めた。自宅にいながらも英語を意識的に聞いたり、話す機会が増えた。その甲斐あったかどうかわからないがTOEICは良かった。最近サボり気味なのでまたがんばります。

東北大ビジネスコンテストに参加

昨年は稜平さん、桒原先生のタッグチームで参加したが、一緒にやっていく途中で目指すものが違うということで離れた(仲は今でも良い)。今年は別のチームで参加し、スポンサー賞をいくつか頂けた。それにより今参加できているNEDO TCPでは、未熟な点が見えてきてとても勉強になっている。今後夢を実現する上で絶対必要な観点だと思うのでしっかり受け止めてまたアイデアを磨いていきたい。(内容等詳細はFacebookの過去投稿を参照)

その他

家にいる期間が長く、本を読んだり、じっくり考える期間が増えた。家で作業するときはこたつしかないため腰が痛い。

総括

自分の目標「誰もが気軽に宇宙に行ける世界の実現」に向けて必要なもの、足りないもの、武器になるもの、少しづつ見え始めた一年だった。

2021年

来年(もう今年)は、自分の研究を進めて専門性を高め、その上で経済・社会的視点も身につくように行動を起こしたい。あと生活習慣を整えて、時間をもっと有効に使えるようにしたい。

来年の今頃も最高な一年と思えるよう精進していきたい。

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