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#子育て・教育

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「子どもに十分な教育をしたい」そう思うのは自然のことだと思います。これからの時代に必要とされる教育とは。地方の田舎町で子どもの教育についてマジメに考える私が、先輩ママに聞いたり、… もっと読む
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【インタビュー】”手間抜き”は手抜きじゃない。2児の母が食品の会社を立ち上げたわけ

子どもの誕生を機に地方に移住し、未経験からライターをはじめた私にとって「地方のワークスタイル」はとても興味のあるテーマです。 本来、働くことと暮らしは分離されたものではなく、全部をひっくるめて「ライフ(人生)」と私は思っています。 ところが、必ずしもそうではない。 もしかすると、それはたまたま私がお仕事させていただいている企業の地域に偏りがあるせいなのかもしれませんが、みんなそこを目指したいの?と思うケースも少なくありません。 「ちょっと背伸びすれば私にもできるかも」

道具・ごほうびはあり?子どものやる気スイッチを押すには

夏休みがはじまりました。 共働き家庭にとって子どもの在宅時間が長い夏休みはなかなかハードです。 宿題はドリル的なものだけでなく、自由研究や読書感想文もあるのでよほどできた子でない限り、低学年の子どもが一人で終えるのは厳しいのではないでしょうか。 今年は6月から夏休みのことと考えていた私。ずっと気になっていたある道具を試してみることにしました。

住む場所と仕事はライフステージで変えていい

夫は東京、私は神奈川の出身ですが、2014年から地方暮らしをしています。 夫は柑橘農家をしていて、私はライターをしながら、ときどきみかんのお菓子を作ったり、農家民宿の手伝いをしているという感じです。 首都圏を離れて8年経ったいま感じる、子育て世代にとっての田舎のメリットとデメリットをお話しします。

私がワンオペしたことがない理由。ちょうどいい家族の主語は”I”じゃなくて”We”

先日、夫が「のりちゃんは、いいよね。こういうだんなさんがいて」と言ってきました。 正直、そのときは「自分で言ってるし〜」くらいにしか思わなかったのですが、そうなのかもしれないと思うようになってきました。 実は、私はワンオペを経験したことがありません。 私の母は、私が上の子を妊娠中に亡くなったので、子どもが生まれてから実家のお世話になったことはなく… その代わり、子育てや家事をシェアしてくれたのは夫でした。 朝と夜のご飯づくりは1日おきの担当制で、子どもの勉強も交代で

走るのが苦手な私が朝ランをはじめた理由

新学期になって2週間ほど。だからというわけではないのですが、新しいことをはじめてみました。 朝ランです。 こう聞くと、私が走るのが大好きな人のように思えるかもしれませんが、実はその反対です。 学校のマラソン大会は憂鬱でしたし、10年くらい前にランニングブームが起こったときも「なぜ苦しい思いをしてわざわざ走るんだろう??」と思っていました。 そんな私がなぜ走ろうと思ったのか。 今日はそんなお話をしてみようと思います。↓音声はこちら↓ 得意じゃないから楽しめることがあ

人を傷つけずに意見を言うには?辻愛沙子さんのトークイベントに参加してみた

人の気持ちを大切にしながら、自分の意見を伝えるにはどうすればいい? 母親アップデートコミュニティー(HUC)の3周年イベントに参加しました。参加したのは辻愛沙子さんと語る「母親アップデート」というトークイベントです。 HUCはWeekly OCHIAIから始まったコミュニティー。一人ひとりのアップデートが社会のアップデートにつながるというコンセプトで立ち上がった、オンラインのご近所システムです。 「同意」と「共感」は別物トークは主に次の2つのテーマについて進行していきま

子どものやる気に火をつける「人」。知識・スキルより大切なもの

いま、みかんシーズンの真っ最中です。 収穫は遅くとも1月中に終えてしまわないと、鳥やイノシシに食べられてしまうので、収穫の時期はいつもお手伝いの人をお願いしています。 今シーズンは隣のおばあちゃんと、去年の秋にADDressをきっかけにうちを知り、再訪してくれた20代の女性にお願いしました。 作業期間中は泊まり込みです。手伝いは月曜から金曜の午前だけ。午後は好きなように過ごしてもらっています。 家族以外の大人が一人が増えた我が家。 今日は、親以外の大人との関わりが子

お年玉をもらった子どもと話したいお金の話

1月1日。今日は1年で子どもたちが最もワクワクする日かもしれません。 そう、お年玉です。 何に使うか、あれこれ考えている子もいるでしょう。 我が家の子どもたちは、最近、お金に興味を持っています。 買い物に行くと決められた予算の中で買えるお菓子を組み合わせるのが、楽しみになっています。 お金の話といえば、買い物の仕方や投資のやり方といった、「使い方」に目が行きがちです。 お金は使ってナンボ。 しかし、それ以上に大事なことは、もらうのではなく「稼ぐ」こと。そして「お

本を読んでもわからなかったので、カウンセリングを受けてみた

「自分がされて嬉しいことをしてあげる」「自分がされて嫌なことは人にしない」 こんなふうに言われて育った、という人は少なくないのではないでしょうか? でも、本当にそれでうまくやっていけるか?と言われると、疑問ですよね。 よかれと思ってしたことだけど、嫌がられてしまった、という経験を持つ人も多いはず。 少なくとも私にはそういう経験があります。 以前、これまではどうにかやり過ごしてきた周囲の人とのコミュニケーションについて、真剣に向き合う時期がやってきたようだ、という記事

一人が好き。「人と話したくない」は変えられるのか

今日はちょっと恥ずかしい告白をしようと思います。 私は人との会話が苦手です。というか、気が進みません。 話すなら、特定のテーマがあるとき、特定の目的があるときだけにしたい。もう認めてしまった方がラクなんじゃないかと思いました。 うすうす気づいていたのにこれまで公言できなかったのは、それを言ってしまうと「ダメな人」の烙印を押されてしまう気がしていたから。 でも、本当は一人の時間が好きなのです。 寝ている時間と食べる時間を除いて、一日でもっとも幸せを感じるのは一人でいる

【読書メモ】お金・ネットとどう付き合う?僕が親ならこう育てるね

子育てに正解はないのはわかっている。けれど、ノープランでは心もとない。 自分の理想や価値観とすり合わせながら、そのときそのときの正解らしきものを方針として持っておきたい。 そう考える人におすすめの本があります。『僕が親ならこう育てるね』(ひろゆき著)です。 この本を目にしたとき思ったのは、子どものいない人に子育て論や教育について語る資格があるのか?ということでした。

人生はRPG。LINEマンガ「スタディー・グループ」がおもしろい3つの理由

LINEマンガで毎日マンガを読んでいます。 1話あたりが、単行本の1話にも満たないボリュームで少しずつ更新されていくので、没頭しすぎないところが気に入っています。 いま読んでいるのは30作品ほど。数ある作品の中でも更新されたらまっ先に読んでしまう作品があります。 そのひとつが韓国の「スタディー・グループ」というマンガです。 舞台は、仁川の工業高校。作中では世間では不良ばかりが集まる、どうしようもない学校として知られています。 学歴による就職差別は日本の比ではないとさ

どこでも生きていける子どもを育てたい人におすすめの本3冊

首都圏から地方に移住して5年が経ちました。 天草は私が育った環境とはまったく違います。そうした環境で子育てすることについて、日々あれこれと考えています。 「子育て」でイメージするものは人によってまったく違うでしょう。 思い描く姿に近づくには、まずははっきりとそれをイメージすることが大切です。これまでとは違う路線の子育てを目指す人に役立ちそうな本を3冊取り上げてみました!

モヤモヤをすっきり。カタチにしたいときに使える、インタビューの力

8月27日、今日は子どもの夏休み最終日です。 ようやく、子どもの夏休みの宿題で難関の読書感想文を完成させることができました。 彼らはこれまでにまとまった文章を書いたことはありません。 それでも感想文ができたということは、親が代筆した? いいえ。私が手を入れたのは誤字脱字チェックと、原稿用紙の使い方くらいです。 では、どうやって?? 答えは、インタビューです。 ものを書いたり、作ったりするための素材はその人の中にあります。 でも、それを自分自身で見つけ出すのは難