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見たらシェアしたくなった、リスキリングに効きそうな動画

いつもチェックしているニュースメディアやwebサイト、ありますか?

最近、私が見てシェアしたくなった動画を紹介します。

PIVOT:落合陽一のChatGPTの使い方がすごい

1つ目に紹介したいのは、ビジネス映像メディア「PIVOT」。筑波大准教授・落合陽一さんのChatGPTの使い方が、なるほどでした。

特筆したいのは、ChatGPTへの指示の出し方。見ていただくとわかりますが、自分のプロフィールや別のメディアに出たインタビューの記事を貼り付けて、指示をしています。

「●●のテーマで、●●字で書いて」でもそれなりに応答します。ところが、そうしたざっくりとした指示では、誰でも言いそうな答えしか返ってこないんですよね。

個人の色が出ない当たり障りのない場なら、そんな回答でもまったく問題ないのですが。

ただ、個人が前面に出る場(たとえば記名記事など)ではすでに誰かが書いたり、言ったりしたことをそのままなぞっても仕方ありません。

いまの時代、100%オリジナルなものはほぼありえませんが、伝え方やそこに登場するエピソード、そもそものきっかけはオリジナルであるべきだと私は思っています。

そのため、AIが返してくれたものを参考に、独自の要素を引いたり足したりする必要があると考えていました。

その点、落合さんは細かい指示を与えています。

過去の発言を貼り付けt上で「●●というテーマで講演をするつもり。彼が言いそうなことを、●●字で書いて」と指示をしていました。

すると、ちゃんとした回答があるようです。ゼロから考えるより時間の節約になりますし、見逃していた論点の発見にもつながるかもしれません。

「自分に当てはめるとどうなるか」を考える

この動画を見てわかるのは、落合さんはChatGPTを相当使い込んでいるなということ。

「数回やって満足な答えが返ってこないから、使えない」それが普通の人のとらえかたでしょう。しかし落合さんを見ていると、満足する答えが返ってくるまで指示の仕方を変えている(のだろう)ことがわかりました。

それはきっと、人への指示も同じですよね。ただ人の場合は限度があります。やりすぎるとパワハラ・モラハラになりますが、AIならどんなにこき使っても文句を言いません。それがAIが急成長している理由のひとつなのだろうと思いました。

一方、私はまだAIは情報の取り扱いが心配です。有料版なら問題ないのでしょうか。ですから、まだしばらくは私が落合さんのような使い方をすることはないと思います。

けれども、他の人のケースを見て、自分に当てはめるとどうなるか?を考えておくと、いざその場面になったとき、すぐに使えるはず。

PIVOTはおもしろい動画がたくさんあるので、登録しておくといいですよ!

クーリエ・ジャポン:新書のエッセンスが短時間でわかる

クーリエ・ジャポンとは、講談社が発行するオンライン雑誌です。日本だけでなく海外のメディアの翻訳記事がたくさんあるので購読しています。

アメリカやイギリスなど、ヨーロッパ系のメディアだけでなく、中国やベトナムなどのアジアや南米系のメディアの記事もあるのが気に入っているポイント。

世界から見て、日本がどう見えるか?であったり、同じ事象に対して異なる主張を見ることができます。

そんなクーリエ・ジャポンには、動画のコーナーがあるのですが、たまたま昨日見たこちらの動画を紹介します。

リスキリング(学び直し)に求められる独学する力

リスキリングや学び直しの文脈にぴったりです。

https://courrier.jp/contour/self-study-1/

1本目の動画のタイトルが「読書で満足しているあなたへ」となっているので、読書に関する本では?と思うかもしれません。

しかし、独善的な人間になることを防ぎ、読書で得た知識を使えるものにしていくには、読書だけでは不十分です。

動画によると、独学に必要なのは「読書」と「人との対話」なのだそう。知識は直線的なものではなく、異なる領域のものが複雑に絡み合うことで体系化したものになります。

生身の人との対話を重ねることで読書で得た知識が実社会で生きる。そのために必要なことのエッセンスを書いているのがこの本なのだと感じました。

クーリエ・ジャポンがこうした動画をコンテンツ化するのは、運営元が講談社だからでしょう。「新書はハードルが高い」そう感じている人も多いはず。装丁もシンプルですし。

でも、動画なら短時間で本のポイントをチェックできます。著者が話しているので、要約サイトなどを読むより的確に内容を理解できると期待できます。

『独学の思考法』の動画は10本ありますが、私は1.8倍速で見ているので30分ほどで全体をつかむことができました。

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