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【夫婦関係コラム】夫婦会話の「無し」を考える!①反論

夫婦間のコミュニケーション、

大切ですよね。

でも、

この夫婦二人の「会話」で悩む方は

非常に多いのです。

なぜ、

夫婦間では、

意思疎通ができなくなるのでしょうか?

今日の話題は「反論」です。

夫婦喧嘩の理由

外では温厚な人があなたの前では

いつもイライラ、

なぜでしょうか?

それは、

あなたの無意識な「反論」にあります。

相手が話しかけた時、

あなたは、無意識で相手に「反論」してしまっているのです。

例えば、

「キムタクかっこいいよね」

「そうかな、俺は、吾郎君の方がカッコいいと思うけど」

何気ない会話ですけど、

奥さんは、

口には出しませんが、一瞬、イラっとするのです。

「なんで、そんなこと否定するのかしら。私がカッコいい、

って言ってるだけで、そこって否定する必要ある???」

って。

例えば、

「ゴルフクラブ買いたいんだけど」

「ねぇ、うちの家系状況、分かってる?そんなお金あったら子供におもちゃ買ってあげてよ」

ってなります。

奥さんの言い分もよく分かります。

でも、旦那さんは、

「なんだよ、お酒も控えて、服も買わずに節約してきたのに

なんで、お小遣いで子供のおもちゃなんだよ」

と怒りの感情が湧くのです。

これは、

おそらく、口には出しませんが、

こういった不満は、日に日に募るのです。

そして、

ある時、

「なんで、こんなに我慢してるのに」

って、怒りが爆発するのです。

それに対して、相手も、

「自分だって、我慢してるのにそんなこと言われる筋合い、ある?」

ってお互い、怒りをぶつけあうのです。

これは、

無意識な「反論」から来ているのです。

「価値観の相違」は「離婚」の原因

離婚原因の第一位は男性も女性も

「価値観の相違」です。

相手と価値観の相違を感じる瞬間、と言えば、

自分の意見を相手に反対された時です。

つまり、

「反論」の積み重ねが「離婚」へつながる、

と言うことです。

日々の会話以外でも、

例えば、

「俺、会社辞めようと思う」

こう言われた時、

あなたは何と応えますか?

「ちょっと、何言ってるの?まだ、子供も小さいし、家のローンだって」

のように応えますよね。

これ、

正論です。

その通りなのです。

でも、

この答え方では、

「離婚」への秒読みです。

例えば、

「ねぇ、○○(子供)今度、塾に行かせようと思うんだけど」

って奥さんに言われたら、何と応えますか?

「いや、まだ早いだろ。それに、送り迎えどうするんだよ、そこまで考えて言ってる?」

って、なりますよね。

その通りなのですが、

もうこの一言で、相手の気持ちは、あなたから離れて行っています。

何気ない日々の会話だけでなくても、

こういった重要なことでも、

気付かず、相手に

「反論」

してしまっているのです。

確かに、

その通りのことなのですが、

これが、

離婚原因、第一位の「価値観の相違」です。

相手に「同意」する

では、

相手に「反論」せずに、

どう応えれば「離婚」へ近づかないのか?

それは、

相手に「同意」することです。

まず、

賛成するのです。

「キムタクかっこいいよね」

「そうだね、かっこいいよね」と。

どうしても、

違う意見が言いたければ、

「そうだよね」と、同意した後に、

「でもさ、吾郎ちゃんはどう思う?俺は、吾郎ちゃん「も」カッコいいと思うんだけどな」

って、付け加えるのです。

ここで、

奥さんも、

「そんなことないよ。やっぱり、キムタクだよ」

とは、絶対に言わないこと。

「そうだね。吾郎ちゃんも男前だよね」

って言い合えれば、

夫婦の会話は、どんどん膨らみますよね。

「会社、辞めようと思う」

って言われたら、

「どうしたの?急に」

くらいはいいですが、

「あなたの決めたことなら、私は賛成するけど、理由聞かせてくれる」

のような受け答えなら、

相手は、

あなたにいつでも、なんでも相談できるのです。

もちろん、

「理由」がとんでもないことだったとしたら、

反対意見を言っていいのですよ。

しっかり、

話し合ってください。

でも、

絶対に、いつでも反対するパートナーであったら、

相手は、

相談もしないし、普段の会話すらしなくなってくるのです。

大切なのは、

「第一声」

です。

ここを、反対されるか、同意されるかで、

相手に対して胸の内をさらけ出せるか、

単なる「敵」としてみてしまうかが決まるのです。

肝心なのは「第一声」です。

まず「同意」しましょう。

まとめ

「反論」しない、は、

「第一声」です。

「反対意見を相手に言ってはいけない」

と言う訳ではないのです。

ただ、

まず「同意」することで、

相手にすべてを話してもらう態勢を作らなければ、

相手はあなたを単なる「敵」としか見ることができずに、

不毛な「夫婦喧嘩」

となるだけです。

これでは、

「離婚」の秒読みです。

まずは、

「同意」

を会話に取り入れましょう。

「無意識」なので、

なかなか難しいことですが、

これができれば、

夫婦会話の80%は回復します。

ご参考に。

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