それでも生きていられるのは

先生になってよかったと思う瞬間というノートをみて、感慨深くなって、一目憚らず泣いてしまった。
なんて素敵な文章なんです?本当に素敵。

自分は教師という職に就いているのに、弱ってしまって、逃げ出して、助けてもらって、また同じ職について、あぷあぷ言いながら、今日を生きている。

それでも去年生きていられたのは、暮らしていけたのは、生徒のお陰だった。
私より遥かにしんどい働きかたをしているのに、頑張ってる生徒の姿をみると、やらなきゃ、と元気が出た。
正直あまり良い思いが出来なかった職員室で、立ち向かえる元気をくれたのは、生徒の笑顔だった。

それでも生きていられたのは、生徒のお陰。
ありがとう。

今年は働きかたを変えて、少し変な感じだが、うまく立ち回れていると思う。

名前を呼んで、笑ってくれて、
「先生面白いね」って言ってくれて、
本当にありがとう。
どうかしあわせに生き抜けられますように。
挨拶してくれて、声かけてくれて、
本当にありがとう。
どうか少しでも楽しんでね。

早く名前を、覚えるからね。
楽しくできるように、努力するからね。

そうだ。
先生になって、よかった。