気分がどうも優れない。
こういう時、大体「疲れている」と表現している。特に体に悪いところもないので、他の表現ができないのである。ただ体が重くて、頭が重い。あぁこれは不調だなと思う。

小さい頃から比較的疲れやすく、どこからかより悪化したような気がする。昨日は多少酒を飲んだので、それのせいかもしれない。ただこんな日も珍しくはないので、ただ疲れているのかもしれない。

もっと活力が欲しいという気持ちが最近は強い。30にして老人のような願いだが、半分は本心で半分は言い訳にしている。ようは自分が出来ていない諸々は、自分に活力がないためだ、という言い訳である。

よく揶揄されるが、「本気を出したらいつでも出来る」というのが大体は事実である。ただ本気を出すことが出来ないから、結局は不可能なのだ。それは活力かもしれないし、精神の怠惰なるためかもしれない。ただ怠惰さを乗り越えられないなら、どのみち不可能なのだ。つまり活力がない。やる気も体力もない。

やった事だけが「できた事」であり、やっていない事は「できなかった事」である。目の前のコーヒーカップを床に叩きつけるのは、できるように思えるが、やりはしない。不可能なのだ。