転職活動②芸能事務所と面接した。
すっかり季節は冬になり、コートが手放せない寒さの夜19時。
会社ではなく、駅近くの商業ビルのレンタルスペースに私の姿はあった。
今日は芸能の事務所の面接だ。いえば大概の人は「あぁー」となる知名度を誇るグループだ。
かなりオブラートに包ませてもらうが、知ってる人が見れば一目でわかる内容になるかもしれない。
また、コメントでは実名等を差し控えて頂きたい。ご協力お願いします。
なぜ、レンタルスペースだったのか。
一応本社は”現場”と隣接している。(今回はあえて”現場”という呼び名を使わせてもらう)ここで面接は行われない。それはアーティストへの配慮や気密事項が多いからなのかもしれない。
一応、2次面接まで行われるようであり、2次まで行けば代表取締役との面談のようだ。TVやネットで見たことがある人だ。
今までにない緊張感がそこにあった。まず恐らく自分を”オタ”かどうかを識別する目的で別の場所だったのかもしれない。
とにかく、過激なファンはこの仕事において表裏一体の役割をするようなので。。
そして地方都市のだれもいない地下街を抜けて面接会場へ。
面接官は2名、雰囲気は悪くない。
まず最初に30代くらいの女性が出迎えてくれた。いかにも業界関係という感時の女性で愛想は◎。怪しいパターンだが、嫌みではない。
そしてたわいもない会話をしていたら、もう一人、男性がやってきた。今日の面接官らしい。まだ若い、俺と同い年かそれ以下か。見た目だけ見れば。
どうやら話を聞くと、総合職でマネージャー業務だけではなく、ありとあらゆる仕事を行うような内容であった。まぁ想像通りである。
売上はどうやら、このアイドルグループ関連のみらしく、コンサートの収益から某配信アプリ等のコンテンツ料やファンクラブやグッズ関連がメインのようだ。
ただ実際できたばかりの会社らしく、さらに事業を拡大していく方向でいるらしく今回はそのための増員のようだ。
このアーティストに売上を依存するのではなく、別のアーティストやはたまた全然違う業種に手を伸ばすか等、多くの案が出ているらしい。
しかしまずは柱となるアイドルコンテンツの販売を伸ばしていく方向性なのだろう。
このアイドルグループについては数年前までは地元メディアにもよく出演していたし、その当時関東にいた私でさえその名をよく聞いていたほどのアイドルであった。
しかし、様々な出来事があり現在はあまり見かけない感じになっている。楽曲やメンバーについても一部しか知っている人が存在しない。
結論から言うと、非常に興味が湧いている。
まず、楽しそうだなというのが第一。そして、多くの際限を持てそうであり、自由度が高そうなイメージを持った。
ただ、非常に若い会社で資本等の体力、そして売上のアイドル事業が倒れたら終了、というギャンブル的な要素が大きい気がする。
現在の社内ニート状態の自分からすると非常に魅力的である。
使えない認定された職場よりも新しく1から関係を築けて一発逆転する可能性を秘めている。が、ギャンブル要素が非常に高い。
関東への出張が多いことやフレックス勤務も魅力がある。
どうすればよいだろうか、、
一次面接を通ったら別途方向します。
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