第二の父母との電話と介護
昨年、長年付き合いのある私の第二の父でもあり、永遠に憧れる恩師。
その師が「認知症」になったと、これまた第二の母である奥さまから連絡がきた。
「試しに話してみない?たまに私をも忘れるの。」
と、言われ恩師と電話交代。
無事に私を憶えているか心配で、恩師が受話器にでてくるまで、妙な緊張感があった。
結果的には無事に私を思い出してくれ、相変わらず滑舌よく私の好奇心をくすぐる、新鮮なトピックや私の事を気遣ってくれた。
そして奥さまにまた電話交代。
奥さまは嬉々としてた。
「老々介護頑張るわ。私の試練だわ。」
とおっしゃったけれど、その手の気負い過ぎで精神的にも肉体的にも大きな負の遺産がある元ヤングケアラーの私はやや強めに、
「言い方は悪いけれど、医療機関やお子さん、私など利用できるものは利用したほうが良いです。」と、生意気な口をきいて釘を刺した。
結果、デイサービスを見つけ利用し始めた奥さまの体調が少し良くなったとか、幾つか良い連絡が来た。
で、今回は4時間も奥さまと長電話した。
長電話しても財布に優しいネット回線ありがたい。
近く、第二の父母に会いに行く。
後悔しない為に。
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