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案外しぶといし強いのだ

前記事を書いたおかげで、まだ完全に気持ちが上昇せずにいる今日の朝。

このままの気持ちでついでにもう少し書いておこう。


自分のミスをすぐに認めることができず素直になれなかった、というところ。
認めてしまうと、どん底に落ちて、もう這い上がれなくなってしまいそうだったから。
自己防衛反応。よく言えば。

わたしはそれを5分ほど自分の中でごちゃごちゃに混ぜ込んで混ぜ込んで撹拌して飲み込んで、結果受け入れた。
受け入れたら、やっぱりどん底に落ちていった。あまり周りに心配をかけたくなかったので、適度に落ち込んでいる風を演じながら、仕事をこなした。
でも、職場のトイレでは思い切り泣いて、仕事終わって家に帰りながらも車の中で泣いて、家に帰ってからもとことん泣いた。自分の部屋でずっと泣いていたとおもう。
翌日仕事に行ける気持ちには全くなっていなかったし、行きたくはなかった。けど、仕事を休むと周りにかなり影響を与えてしまうことを知っているから、出来なかった。
目を腫らしてしまったから、いつもより化粧を厚くした。


わたしは人より2倍くらいの仕事量を受け持っていた。そして、誰かが休むと、自分が丸々その人の仕事を受け持って、自分の仕事も誰かの仕事も全て時間内におさめなければならなかった。
わたしが休む、と。誰かが3倍くらいの仕事をしなければならなくなる。もしかしたら本社から助っ人がきてくれる、かも、しれないけれど。

そんな状態だったので、とてもとても休みずらい職場だったのです。そこは会社に問題あり、なんだろうけど、それに関しては誰しも感じて改善しようとは頑張っていたのだけど、なかなか難しい。。。
だから、と言ってはアレだけど、みんな入ってすぐ辞め入ってはすぐ辞めていきました。

そんな感じで、常に時間と仕事内容ともう二度とミスは出来ないというプレッシャーがわたしを押し潰していく日々だったので、母も友達も旦那も、もう辞めたら?辞めていいよ。とずっと言ってくれていた。

たぶんそう言われ続けて3年以上経って、ようやく辞めるタイミングが見つかって、辞めました。第二子出産という誰もが祝福してくれる場面で。

18年間よくがんばったなぁ。と自分をたくさん褒めた。
そして、しばらくは仕事はいいや。
となった。


でも、少し前のつぶやきどおり、もう仕事したいと思えている。
同じ職種はちょっともう勘弁だけど、笑

這い上がれないと思っていたけど、
いろんなどん底らしき場面で、わたしはいつも結構すぐ這い上がれている。
案外自分って、しぶといし強いよな、って思うんだ。



わたしは前職に就職するときに、どうやって会社を選んだのか、たまに思いだすのだけど。
単純だけど、"人の役に立ちたい"だった。

それが分かりやすい職種だったから、前職を選んだ。でも、
よく考えてみたら、どんな仕事でも、誰かの役に立っている。アレもコレもソレも。
仕事じゃなく、家のことでも。同じ。
だから、みんなすごいなぁ〜と思うんです。

もちろん自分のために時間を使うことも大切。むしろ、その時間が欲しすぎるのだけど。

わたしは、

職場での人との関わりをもとめている。
社会との関わりをもとめている。
達成感をもとめている。


前職も仕事のプレッシャーは半端なかったものの、先輩後輩同期とのたわいもない会話や笑いや泣きの時間は宝物でした。

あーーー楽しかったー!と思えるもの。

会社に置いてる自動販売機前。
誰かがジュースを買おうとしたら、その姿の後ろにすかさず並んじゃって、"え〜ありがとう"と勝手に言って、"他のみんなも何する?"とか言って、
"えーーーーまじっすかーーもうしょうがないなぁーーー。わははは〜笑"
て無理やり便乗作戦でジュースを買ってもらったり。逆パタンもあったり。
電話の受話器を耳と口の部分逆さまにセットするいたずら者がいたり。
忙しすぎてノンストップで夜まで走り続けて、テンションがあがって笑いがでてきたり。
我が家でバーベキューを開催したこともあった。
慕ってくれる後輩や、からかってくれる先輩や、毎回顔合わすたびお互い老けたなっていう同期がいた。


毎日、家以外でも、

人との繋がりを感じていた。



その繋がりをまた感じたいと思っている。


ないものねだり、なのは分かっている。
だから、また働きだしたら、もういいや、ってなるかもしれないけれど。


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