アナザースカイ「井上尚弥選手」から学んだこと

少し前になるけれど、「アナザースカイⅡ」にボクシングの井上尚弥選手が出ていた。行き先は、格闘技の聖地・アメリカのラスベガスである。

30分の密着番組の中で、個人的に最も印象に残ったのは、「ステップを制する者が、試合を制する」という言葉だ。

なんでも、ボクシングは「距離がすべて」だそうで、競技を始めたばかりの人がするような基礎ステップの練習を、今でも毎日やっているらしい。

投資家の与沢翼さんによると、目的を達成するためには、「センターピンを見つけること」が大切だそうだ。

センターピンとは、ボウリングでいう真ん中のピンの事です。これさえ外さなければ、残り9本すべてのピンを倒すことができる。つまり、センターピンとなるたった一つの”物事の本質”を的確に捉えさえすれば、物事は想像以上に上手くいきます。(『ブチ抜く力』より)

きっと、「井上尚弥選手にとっての”センターピン”=基礎ステップの練習」なのだろう。これこそが、距離がすべてのボクシングの「本質」だと見抜いているから、世界チャンピオンになった今でも毎日ずっと続けてやっている。極めてシンプルな正しい努力の積み重ねが、強さを支えているのだ。

私事ですが、来年「ビジネス書」を出版することになりました。そこで著者にとっての”センターピン”は何かと考えたとき、それはやっぱり「文章力」だろうと。

あの人が書く文章は読みやすい、面白い、価値がある、勉強になる、と思ってもらうこと。ここを押さえれば、読者は集まるし、成功できるはず。そのためには、アウトプットの機会をもっと増やさなければ!

というわけで、note始めてみました。どうぞよろしくお願いします。

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