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初めまして。
REVIVAL OF THE ERAというバンドのボーカルNoname(のねむ)です。
今回はROTEとして最後のツアー前ということもあり、僕自身の区切りでもあるのでここに心根を綴ろうと思う。
多分、少し長くなるし暗くなるし、言葉も少し曖昧だし自分語りになるだろうけど付き合ってくれると嬉しいです。

【僕について】
自分の考えをSNSで言うことが苦手だ。
それは言葉が“全ての人に共感してくれるはずも無い”という僕自身の怯えからなるものなのです。(コロナ禍になってからこの考えはさらに加速した)
大前提、全ての人に共感を求める事が無理という事があるのでそんなこと分かりきってることですけどね。
自分が発した言葉や文字で傷つく人が居るとか
何か反感を買うんじゃないかとか
そんな事ばかり意識がグルグル巡ってしまって、こうして何かを伝えるのすら
書いては、消して
書いては、消して
繰り返してばかりな日が続いてます。
今書いているのも、少しだけ怖い。
それでもライブすればちゃんと反応があって、僕を好きと言ってくれる人が自分が思ったより沢山いてくれて、それに救われている様な今です。
感謝してもしきれない。

どうしようもなく自分に自信がない(今もそうだけど)生きる意味も価値も見い出せない、存在意義が何も無かった時にどうしても死だけは僕を受け入れてくれなかった様で
涙も出なければ、心が空っぽになってしまって動けない時でも、音楽を聞いていた時だけはその事を忘れられる気がした。
前向きじゃなくても、生きたくなても、死にきれなくても、絶望の淵にいる人は僕独りじゃない、と思えた瞬間です。
僕がそうであった様に、僕の声や詩によって、死にたかったアナタが少しでも気が紛れればな、と個人的には思っています。
「そんな暗いことねーよ!」
と、言ってくれるのが1番かな。
本当は、他人を憎む様な、殺意を込める様な歌なんてこの世にない方がきっといいのかもしれないけれど。
皆で一緒に落ちてしまえばこの地獄もきっと少しは楽になるでしょう?
少なくとも、独りよりは。


【REVIVAL OF THE ERA】
僕が初めて組めたバンドが正直4年間も続けれるとは思ってなかったですね。
僕みたいな大して武器がある訳でも無い人間を快く加入させてくれたこと、そもそも出会えたことは奇跡なんだろうな、と。
バンドという生き物を本当に勉強できて成長出来たなとは思います。自分ができるかはさておき。

そして、何よりROTEというバンドを知ってくれた方々にはありがとうという他ありません。
アナタが知ってくれなければ、ここまで続かなかった訳ですからね。
アナタはROTEの楽曲の中で何が1番好きでしょう?この記事を見て頂いてお時間があれば教えて欲しいな、という気持ちです。ちなみに僕はJasonが1番生々しくて好きな曲です。その次はPRADAかな。
歌詞的なこと言うならAyameが1番歌ってて心にキます。

活動当初から様々方の手助けがあって今の僕らが居て、キチンと最後を迎えれる幸福。噛み締めています。
本当に寂しい事ですけどね。
僕より上手いボーカルは星の数ほど居れど、ROTEのボーカルは僕しか居ないと言ってくれたメンバーには感謝しかないです。それが例えお世辞だとしてもね。
最後までよろしくね。

【最後のツアー】

僕ら最後のツアーですが、最後まで熱のこもったアーティストの方に力を貸してもらいます。
ROTEの息の根を止めてくれるような最高のバンドです。
僕らは遠征が好きなので現地に着く度にワクワクしています。
それは最初の遠征から変わってないと思います。
本当はもっと色んな所に行ってライブしたかったですけどね。
もし現地が近い方がいましたら是非御来場ください。
1度も見た事ないよ〜なんて方は見てもらえれば分かります、お時間あればどうぞよしなに。


【最後に】
改めて、僕らに関わってくれた全ての方に感謝です。
これから僕らはきっと全員の記憶から薄れて、多くの人の脳内からREVIVAL OF THE ERAという文字やライブの光景は無くなってしまいますが、3/20ラストワンマンまで僕は叫び続けます。
ほんの少しでもROTEという存在がアナタの中で生き延びていてくれたら、偶には思い出して「そんなバンドも居たな」と、懐かしんでください。
まだ終わってないのでそんな気分になるには早すぎますけどね。

今迄生きていてくれてありがとう。
そしてこれからも自ら命を絶つことの無い様に。
他人に殺されない様に。
アナタの未来に幸福を祈る。

最後までお付き合い頂きありがとうございます。

REVIVAL OF THE ERA Vo.Noname

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