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ワンマン前に。

お久しぶりです。
REVIVAL OF THE ERA(以下ROTEと略称)というバンドのシャウトボーカルのNoname(のねむ)です。
今回は、僕のバンドの最後のライブについて、少しだけ心根を綴ろうかと思います。

2022.3/6 ROTEの企画Wheel of Fortuneがファイナルを迎え、残りは最後のワンマンとなりました。
早かったように感じるのは、僕だけでしょうか。
残りの本数を数える毎にこの音楽をすることがなくなってしまうのかと、実感が湧いてしまいます。
ライブをすると一瞬の様に感じてしまうように、最初は両の手で数えてたのが、いつの間にか指一つで表せるようになり、後は最後の舞台に向けるのみ。

自分が作成した歌詞を見返せば見返す程に、今の自分に指をさしてる。そう感じる事が多く、未来予知でもしてるのかなと。
Osirisという曲には随分と心を打たれた。
“お前はなんでも出来る、だが全部は出来ない”
そんなふとした一節が、正に今の自分にかかってしまっています。

言葉や文字は毒だ。
吐き出したら誰にでも噛み付くから。
そんな気持ちで書いた前向きな言葉は、今僕の背中を押してくれている。
と、同時に少しだけ自分を裏切ってしまった気がしてならなくなるのも本音。
だけどそんな言葉を愛してやりたい、ラスト1回噛み締めて叫ぶのが、今の僕が出来ること。
サヨナラの時は悲劇でなく、笑って送れる様に。

「また、対バンしようね」
「次もお世話になります。」
「必ず会おう」
って言葉が嘘になってしまった今へ。
僕はきっとステージに立たない、なんて選択肢は選べない気がします。
この紡いでいった縁が途切れることはないはず。
僕が自分を見失っても、大丈夫。
そう言えるくらいには音楽を、人を、深く愛してしまったから。
それもこれも、ROTEというバンドがあって、僕がそこで不甲斐なくても歌わせてくれた居場所があったから。
自分で飛び込んでおいて“暗闇”なんて言わないよ。
今は苦しいけど、あんな時もあったねって言えるような未来まで生きていくと思う。
今はただ、3/20ROTE LAST ONE MAN SHOWの日に僕が今できる全部を叫ぶだけ。


この文字達を将来の僕が見たらどう思うだろう。
「また自分に背中押されたな」って
何処かで言えてるだろうか。
そんな事を呑気に言えてたらいいな。


次の僕はROTEの名を背負った最後のライブです。
3/20渋谷Cycloneにて待ちます。
最後までお付き合い頂きありがとうございます。

REVIVAL OF THE ERA Vo.Noname

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