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ペンネーム

ペンネーム ゆも

憂鬱さを解消しようとnoteの前に座る。とにかく自分の気持ちを表現したい。けれど、それとは背反して自分の気持ちを、私自身として表現することが怖かった。この怖さをさらに言葉にしようとすると、底がなくなってしまうから、ここでは書かないでおく。

いつもなら日記の初めに「ペンネーム」なんて書かないけれど、今日あえて名前を書いてみたのは、たとえば、明日は「ペンネーム おにぎり」だとか、「ペンネーム アスパラガス」だとか、名前を変えていきたいからだ。あ、この名前はたまたま借りていたレシピ本に書かれていた食材です。(笑)

読んでいる人から見たら同じ人が書いていることはありありと分かるだろうけれど、(読んでいる人、読んでくださっている人…♡マーク、いつも本当に嬉しいです。ありがとうございます。)自分の気持ちの問題で、全く新しい人になっているつもりで書きたいのです。

名前を変えて投稿するなんて、いよいよ精神が参ってしまっているんじゃないか、と心配になる。でも、自分じゃないだれかとして書くとしたら、「憂鬱さを解消しようとnoteの前に座る」とか、そういう情景描写を書くに抵抗が減る。小説で登場人物を言葉で動かしていくように客観的に書けるような気がする。日記という一人称視点ではなく。

文学だって、自分ではないだれかを動かすことで、その裏にいる著者が伝えたいことを訴えようとしているものがいくつもある。とはいっても、まぁ、私が書けるのは、名前を変えた、でも決して自分からは抜け出せない文章であるだろうけれど。


この先を書こうとして手が止まった。書くときはできる限り頭を使いたくなくて、目の前のレシピ本に目を移す。「疲れないからだになる 鉄分ごはん」(著者 ワタナベ マキさん|栄養監修:蒲池桂子さん)

鉄分が足りないとだるくなったり、血流が悪くなったり、からだが冷えやすくなったりするらしい。

読めば、そうだろうなぁとまるで前から知っていたような気分になっても、意識的に取ることはあまりないのではないかと思う。レバーとか、お魚とか、あさり、しめじとか、大豆とか、海藻類とか、ナッツ、ほうれん草にも鉄分は含まれる。

どうして急にレシピ紹介をしたのかというと、特に意味はなくて、意識を外に向けるためなのだけど、うーん、締め時が分からなくなってしまったので、今日はここらへんで終えようと思います。

読んでくださってありがとうございます。



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