投資信託は、株式を購入すべき理由!!

　投資信託は、株式を買うべき理由を述べる前に、投資信託について簡単に説明します。
(＊ご存知の方は、読み飛ばして下さい。)
　投資信託とは、
　多くの人からお金を集めて、株式、債券、リート、コモディティに投資するモノです。
●株式・・企業の資金調達手段で、企業の成長に伴い株価が上昇。年に数回の配当を受け取る事が出来る。
　値動きが最も大きい投資先。
●債券・・国債や社債の事で、国や企業の資金調達手段です。銀行に預金すると利子を受け取れるのと同様に、国債、社債を購入すると、所持年数に応じて、利子を受け取る事が出来ます。信用のある国の国債や安定企業の社債の利率は低く、逆に情勢が不安定な国の国債や経営難の企業の社債は、リスクの高いので、利率が高くなります。
　不景気には、リターンは少ないが、手堅く利子を得る事が出来るので、安全資産として買われる傾向にあります。
●リート・・不動産投資の事です。不動産を購入して、テナント料や家賃収入を得て、リート購入者に分配する。
リート投資は、多少不動産の知識が必要です。
●コモディティ・・原油、金、大豆などの商品への投資

投資信託について少し理解して頂いたところで、本題の「投資信託は、株式に投資するべき理由」ですが、

株式と他の商品(債券、リート、コモディティ)で決定に異なる事があります。株式以外の商品は、それ自体の価値が変動しますが、そのモノ自体は変わらないと言う事です。
　株式は、企業が経済活動通じて、企業自体が大きく成長するのです。

　株式の長期投資は「投資」で、他の商品は、「投機」にあたります。

株式長期投資は、プラスサム・ゲームです。会社が成長して株価が上昇すれば、その会社の株式を所持している人は、等しく利益を得る事が出来るからです。

逆にギャンブル(競輪、競艇、パチンコ)や宝くじは、
　胴元(主催者)が多くのパイをとり、残りの少ないパイをゲーム参加者で取り合うという意味では、マイナスサム・ゲームといえます。

麻雀やFX(為替取引)などは、勝者と敗者の損得の合計がゼロになる事からゼロサム・ゲームと言います。株式の短期売買もこれにあたります。

この事からも分かるように、勝つ確率の高いゲーム　「プラスサム・ゲーム」(長期株式投資)に参加すべきなのです。

株式投資が如何に資産を増やすかと言う事は、世界長者番付上位のリストの資産をみても分かります。
イーロン　マスク・・テスラへの初期投資によるテスラの株価の上昇。　

Amazonのジェフ・べゾス、Microsoftのビル・ゲイツ、facebookのマーク・ザッカーバーグ、Googleのラリー・ペイジ
は、自社で所有している株式の価格上昇。

彼らに共通している事は、所有している有価証券(株式)の価値の上昇によって、大きな資産を築いたと言う事です。

逆を言えば、有能な彼らでも、株式を持たない雇われた社長であったならば、現在のような資産は築けていなかったでしょう。

　個人的に並外れた能力や技術力を持ち合わせていなくても、誰もが、優れた企業に投資することで、優れた企業が生み出す大きな利益の一部を享受する事が出来るのです。