冬の思い出とそのギフト

私が参加している、かんころ未来創造Labというオンラインサロンで毎月行われている「自分取材WORK」。
2月のテーマは「冬の思い出とそのギフト」でした。

母親からもらった言葉のギフト

大学受験に向けて

私が通っていた高校は、国公立大学への進学率を上げたい学校でした。そのためにはセンター試験(現:大学入学共通テスト)で良い成績を取ることが求められます。
試験の結果次第で行く大学が変わる(合格しそうな大学に願書を出す)ため、”行きたい大学”よりも”行けそうな大学”に行くという認識でした。
平日は学校に残って勉強、土日は県模試、模試がない週末は友達と図書館にこもって勉強、という勉強漬けの日々を過ごしていました。

試験前日の夜

普段は布団に入って5分で眠れる私が、なかなか寝付けなかったことを覚えています。やはり緊張していたのだと思います。
「横になって目をつむっているだけでも脳は回復するから、無理に寝ようとしなくていい」という情報を得ていたので、変に焦ることはなく、布団の中でゆったりと過ごすことができました。(結局眠れました笑)

試験当日、車の中で

当日は母親の送迎で試験会場へ向かいました。私はプレッシャーにはそれほど弱くないタイプ。車内で「やるぞ~」と気合を高めていました。
そんな私に母親がかけてくれた言葉は「大丈夫だからね」。
その言葉を聞いた瞬間、ふっと力が抜けました。そっか、私は大丈夫なんだ。あんなに勉強してきたし、大丈夫だよね。そんな風に思えてすごく自信を持つことができました。
自分で感じないようにしていただけで、本当は不安な気持ちがあったのだと思います。

”大丈夫”は相手を信じる言葉

あのとき”頑張れ”ではなく”大丈夫”という言葉をくれた母親を、とても尊敬しています。
”大丈夫”は相手を肯定し、信頼している気持ちを示すことができる言葉だと思います。自分がこの言葉を使うとき、そんな気持ちも一緒に伝えていきたいと思います。

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