俳句実況 勝手に鑑賞ごめんなさい#39冷やし中華・調理器具  

プレバトでおなじみのフルーツポンチ村上健志さんがYou Tubeでやっている俳句実況がとても面白い。あまりにも勉強になるので、自分の覚書として実況で村上さんが作られた俳句と自分の鑑賞などを書かせていただきます。
勝手にごめんなさい。

6/16 第39回

珍しい平日昼間回、さくっと回でした。

(冷やし中華)

冷やし中華頼む役割

一読、オーダーをする役割の人かと思いました。(それはそれでシュールな面白さがありますね)
「自分は食べたくないけど誰か頼んでくれると有難い食べ物、その役割を担う人」って・・・この発想はかなり新鮮でした。というか、そういう感情の襞のようなものをきっちりと言語化する村上さんに毎度のことながら感心します。

冷やし中華店員の手は少し濡れ

冷やし中華→店員さん→その手のアップと映像が切り替わっていくような、
映画のワンシーンでありそうな一句です。この店員さんは男性、女性か分かりませんが、どちらにせよそこはかとなく色っぽい。

(調理器具)

父の日のホットプレートに油ひく

昨年に引き続きの父の日俳句。父の日(母の日も)は難易度の高い季語です。基本的に上五にしか使えないし(中七に入れ込むのはさらに難易度アップ)類想句、つき過ぎ、にならないようにするのが本当に難しい。    この句はすべてをクリアしていますよね~ホットプレートは何ともいえない父の日感を醸し出していますし、オリジナリティがあります。




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