大嫌いなオレンジが灰色に混ざっている空
『卵の緒』
瀬尾まいこ
空の色、これからどうなるのかが分かると感じる確信、
あたため直したごはん
自分が感じた大きなことを“お気楽な言葉”で片付けられてしまうこと
髪を切ることや一緒にアイスを食べること
日常の中におこる、小さいけれどだいじな部分を占めているできごとの描き方がすごく好きだった。
誰かに渡すために買って渡せなかったもの、渡さなかったものがどれだけ机の下で腐ってしまったか分からない
だからか
七子がケーキを食べてくれた時、申し訳ない気持ちと少し救われたよ