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デザート付きランチより笑顔になれるレシピ本

いつもは日記みたいに好きな主張を書いているけれど、クリスマス前になるとサンタさんを意識して良いことがしたくなる。

ということで、「お金を使うのが好きな人」「お金が好きな人」「資本主義国で生きる人」にあんまり知られたくない本を教えちゃう。
今年はクリスマスも年末年始も外で騒げないから、ゆっくり読める機会だしね。

難しい表現も無いから、普段本を読まない人も1日で読める。
注意して欲しいのは「儲かる」と「稼ぐ」は違うってことだけ。


ある意味、笑いたい人にもおすすめ。

その名も「金儲けのレシピ」事業家bot著
どう?もう面白そうでしょ?

レシピの内容

「帯には東大中退→年商10億円・商売で必要な15の原理原則」とか書かれて、いかつい名前を更に煽ってるけど中身も裏切らない。

自己成功物語ではなく、色んな事例を使ってお金が動く本当の理由や仕組みを教えてくれている。ビジネスを題材にした物の見方辞典にも見える。義務教育で読みたかった。

正直、著名人が出すビジネス書や自己啓発本は本業が上手くいっていないか宣伝かのどちらかだろうと思っている。
この本も最初は、Twitterをマネタイズする気?”東大”の字面に負けるかと思い買う気は無かったのに、色んな人の感想に釣られてまんまと買っていた。



結果、同じ値段のデザート付きランチを食べるよりニヤニヤできた



金儲けと聞くと嫌悪感を抱く日本人が多いけど、資本主義という大前提を覆す気が無いなら立ち読みしてきて。きっと買って繰り返し読みたくなるから。

本のポイント5個

1.いつでもヒトが感情的な動物だと思い出させてくれたり、本質に迫り笑わせられる事例がもりもりでテンポ良く読み進められる。言葉のチョイスも分かりやすく、オチも用意されている。

2.戦車売ったお金でアフリカの子どもにワクチン配ろうみたいな発想ができる人は身に付けている見方かもしれないが、他人に言語化されることによって「認知」から「理解」にできる。

3.何個のレシピを自分のレパートリーにして、新しいメニューを作れるかはあなた次第。

4.著者のTwitterアカウントをよく見ている人は改めてまとめられただけに感じるかもしれないが、やっぱり切り口が面白いし紙辞書で育ったわたしには手の感覚で見たいレシピを振り返れていい。表紙のデザインも凝っているので、Kindleより現物で買うのがオススメ。

5.事業を作っている人だけでなく消費者全体に、何にお金を払っているのか考え消費上手になるきっかけをくれる。

感想

・自分で考えろ、本質から逃げるなと言われた気がする。内容も語り口のリズムも他の人が言っていた通り瀧本先生の血を受け継いでいるな〜と思う。(知らんけど)(著書読んでない人は先生のTwitter探してみて)

・もしこれが本当にレシピブックだったら、お肉のページには濃いソースや付け合わせで誤魔化さず、焼く時の温度や時間が載ってるんじゃ無いかな〜。(知らんけど)

・最後のレシピがおもしろすぎて最後のレシピだけで払った分回収できた。(知らんけど)

・本を読み終わる頃、Twitterで事業家botさんを見かけると若い頃の金城武あるいはハーヴィー・スペクター(suits)の容姿を想像するようになる。(知らんけど)

・自ら本を宣伝したくなる。(ここまで読んでくれた人ごめん)







おっと、洗脳されちゃったかも。
今夜は間違いないレシピ、バーモンドカレーです!(読んだら分かる)

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