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寝台急行85列車で行くナコンシータマラート経由アイランドホッピングの旅(その2)

列車は時刻通りバンコクを発車しました。北へ行く列車は途中駅からの乗車が多いのですが、この85列車は離島へ向かう外国人(主にファラン)観光客が多いからか、始発乗車組が多いです。自動的に下段主の向かいに座ることに。
(上段なんて冗談じゃないよ)
向かいのおばさんにどこ行くの?と聞いてみる。
「ツゥンソンやで」
ツゥンソンはナコンシータマラート県第二の都市でかつ、南部でチュムポン、ハジャイと並ぶ交通の要衝です。
(スラーターニーより奥まで行くんだ。スラーターニーで周りのファランは全員降りるからいいんだけど)
スラーターニー着くまでは上段で引き籠もろう。ちなみにこの日は満席です。

下段主の向かいでぼーとしていたら、ビール売りに出くわす!
タイ国鉄の敷地内、列車内は当然ながら禁酒です。なのに大胆不敵な物売りが。
こう言う輩の意図が読めない以上、絶対に買えません。単純に売りたいのか、車掌と結託して「裏」罰金ビジネスをしているのか。
(基本的には乗客の密告があると乗車中没収と言うシステムです)
当然自分は買わないし、皆さんも買わない方がいいです。どうしても飲みたいのなら偽装酒を持ち込みましょう。

バンスー発車後くらいから寝台設営本格化します。バンバムル出た辺りで自分の区画も寝台に変身しました。おやすみなさい。

ほとんどの客がスラーターニーで下車するが、

周りのざわざわで目が覚めた。6時30分だった。と言うことは時刻通りのスラーターニー到着なのかな?到着したら様子見れるように準備して再び寝る。
7時10分頃到着。ほぼ定刻でした。40人中、38人の下車(それ以前の下車客、あるいはノーショー客はカウントしていないので、実際は32人くらいですが)にはおったまげました(^^)
みんなスラーターニーからツアーバスでサムイ・パンガン行くの好きだなと。
みんなの行き方じゃつまらないので、自分はナコンシータマラートまで乗ることにしましたが(^^)

旅の味が分からない皆さんさよオナラ、ぷー(^^)

食堂車で朝粥。
こんなところで、新型車になる前にノンカイ寝台急行で働いていた(食堂車クルーの)伊良部氏(仮名)に出会えるとは(現在は寝台特急の糞業者夜逃げにつき、伊良部氏はノンカイ行に復帰)。やっぱりスラーターニーで降りちゃ駄目ですね(謎)
オレンジジュースとお菓子とバナナは座席に持ち帰り、食後のおやつに。
ガラガラ2等寝台の旅、いいですね。
そして唯一残った相客、下段おばさんはツゥンソンで降り。1両に自分ひとりとなり、列車は定刻10時55分にナコンシータマラートに着くのでした。

カノムビーチに泊まります

駅からタクシーでバスターミナルへ。
ロットゥーターミナル10番乗り場から発車する771番系統のロットゥーカノム行で終点へ向かいます。お客もすんなり集まり11時40分の発車。

13時20分頃にカノムにやってきました。ロットゥーターミナルで終点と言うのかと思いきや、まだまだ走ります。そして街中の市場みたいなところで、最後の客が降りたところで「降りろよ」と。
うわー、感じ悪いわ。海岸まで連れて行ってくれないんだ。ホテルの名前を言うも「んなもん知るか」と。バイタクで行けよと言われるし。
教訓ですが、この辺のロットゥーは感じ悪いの多いです。ロットゥーターミナルで降りる意思をはっきりさせて、ホテルに送迎をお願いしないと不愉快になります。
仕方ないので、バイタクでホテル行きますが(^^)

カノムゴールデンビーチホテルに泊まりました。

客室は全室オーシャンビュー、

晩飯美味しく、

ビアリオガールは麗しく、

日本人からは全くの無名リゾートなので、日本人とばったりもないですよ(^^)

次の日はキリラッタニコムへ向かいます


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