見出し画像

日本語教育能力検定試験合格への道(その1)

2月に訪日した際に、高校時代の友人からこんなこと言われました。
「今、日本って高卒レベルの仕事が恐ろしく売り手市場なんよ。政府も本気で移民受け入れしだすらしい。ASEAN側と日本側と連携して、移民ビジネスやんない?」

と言われて、日本語教育能力検定試験を受けてみることにしました。

日本語教育能力検定試験 合格パック 2019 を買ってみた

何の予備知識もない上に、知る人ぞ知るレベルの民間資格。問題集と過去問だけで乗り切れるとは到底思えません。
試験に出そうな事項をまず知りたい。それを知った上で対策を打ちたい。と言うことで、その辺を全て網羅できている教材を購入することにしました。

3月下旬に申し込み、4月上旬に届きました。

1)NAFL日本語教師養成プログラム(コースガイド、テキスト24冊、重要キーワード集、対策問題集、模擬試験)
2)日本語能力検定試験パワーアップ特講(DVD4枚)
3)日本語能力検定試験に合格するための記述式問題
4)日本語能力検定試験に合格するための用語集
5)平成30年度日本語能力検定試験 合格するための本
6)日本語能力検定試験 合格するための問題集

これだけあれば、網羅できていますよね?
あとは過去問と、合格するための本 2019年度版を買えば乗り切れるかと。

第一タームの学習計画

日本語能力検定試験パワーアップ特講のDVDを見て大まかな範囲の確認、そしてNAFL日本語教師養成プログラムのテキスト24冊を読んで全範囲の確認をします。

上記出題範囲とDVD、テキストを関連付けて確認していきます。
DVDで予習してからのテキストの流れで行きたいので、

DVD第4巻「社会・文化・地域」「言語と社会」
テキスト24巻「世界と日本」
テキスト1巻「日本語教育の現状」
DVD第3巻「言語と心理」「言語と教育」
テキスト2巻「日本語教授法 I 」
テキスト3巻「日本語教授法 II 」
テキスト4巻「日本語の言語行動」
DVD第2巻「言語一般」
テキスト5巻「言語学の基礎」
テキスト6巻「第二言語取得論」
DVD第1巻「音声・聴解」
テキスト7巻「日本語の音声 I 」
テキスト8巻「日本語の音声 II」
(中略)
テキスト23巻「視聴覚メディアと日本語教育」

の順で進めていくと、能率がいいと思います。

第一タームの狙い

自分にとって、
・すでに理解していること。
・さっと見て聞いて理解できたこと。
・見ても聞いても理解できないこと。
三つに仕分けできれば十分だと思います。まだ時間はたくさんありますから。
そこまでの作業を、一日2〜3時間×7〜8週間(延べ120〜130時間)かけて行ってください。

見ても聞いても理解できないこととは

テキストの中にタスクと呼ばれる演習問題と、章末に穴埋め式のポイントチェック(まとめ)。

そしてテキストの巻末に、実力診断テストがあります。

それらがすらっとできるのは、すでに理解していること
本文を見返したり、ネットで調べたりして、(自信を持って)正答できるのは、さっと見て聞いて理解できたこと
それすらできないのは、見ても聞いてもできないこと

巻末の実力診断テストの正答が(25問中)19問以下の分野は、見ても聞いてもできない分野と言うことで再学習すべきでしょう。

ほとんど誰も理解できない分野

それは聴解です。

学校教育でまったく扱われない分野なので、読解力などでは問題に対処できません。

と、日本語教育能力検定試験パワーアップ特講の付属テキストにも書かれているくらいで。
第一タームでは、さらっと流して、第二タームで徹底して学習しましょう。

自分が理解できない分野

巻末の診断テストで(25問中)20問以上しかとったことない。と言う人は見なくて良い、自分が理解できない分野です。

自分は顕著に出ました。
テキストで言うと、4巻の「日本人の言語行動」と16巻の「日本語の話し言葉」。
分野でいうと、言語一般区分のコミュニケーション能力(言語運用能力)といわゆる敬語表現が弱点のようです。
第二タームでは、テキスト4巻と16巻を副読本も使い徹底学習します。

フランチャイズ展開したいのだ

試験(10月27日)後の展開ですが、合格通知が届き次第、具体的には年明けから日本語教室を立ち上げたいと考えています。
つきましては、日本語教室をフランチャイズで展開したいと思っていますが。この指に止まってくれる人いませんか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?