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秘密日記

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タニリョウジの秘密の日記帳です。 月額課金ではなく、買い切りです。なので、一度購入すると、過去アップされたものも、これからアップされる未来のものも、全部読めるのでお得です。
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#コミュニケーション

幸福な夢の話/「言い方」の問題/消費者をちゃんとやる

幸福な夢の話 私は急ぐため、近道をしようとしている。そのため、切り立った通りにくい崖のあるルートを行こうとする。 その崖で、農作業をしている人々に「どこいくの」と声をかけられる。「あ、すいません、もしかしてここは通ってはだめですか?」と聞くと、「いやー、通っていいけど、大変だよ。みんな下をいくよ」という。 下、というのは、崖の下に川というか浅い湖みたいなところがあって、そちらを通るのだという。 「水があるから通れなさそうですけど、みんなどうしてるんですか」と聞くと農家

頑固な高齢者/アンラーニングとドンラーニング/コミュニケーションの共創性、あるいは二次創作性

「頑固な男性高齢者」とは? まちづくり活動に関わっていると、高齢者の居場所づくりをしましょう、みたいな話にしばしば出会う。 で、この話題が進んでいくと、結構な確率で「男性の高齢者が居場所に出てこない」という話になる。 こういった場に関わる女性に話を聞くと、「男の人は頑固だからつながりたがらないのだ」というストーリーが語られることが割とある。 ここで問題になっている「つながりを避ける頑固な人」というのは、なぜつながりを避けるのだろうか。

ツボを作る話。

例えばこんな話。 ツボを作るとするやん。 Aさんは1週間で1つ作ればいいので、一つに全力を尽くせる。 で、Bさんは1週間で10個作らないといけないので、かけられるエネルギーが分散するし、忙しい。 なので、当然、作り上がるひとつあたりのツボのクオリティには差が出るのだが、そのお互いの抱えているノルマについては情報が明かされていないものとする。

コミュニケーションを信じてる仕組みの話

言葉の通じない外国でコンサート・イベントに行くことになったのね。でかいホールでやってるようなやつ。 片言で「入りたい」というと、「自由席ならあるよ」と。 じゃあそれでいいよといって買う。入る。

宇宙人のための地球人慣れスキルの話

 ある種の自己開示は親近感を生じさせることはよく知られている。  例えば緊張していることを隠そうとしている人というのは、精神的にアンバランスで何をするか読めなくて怖い存在で、その意味で周りも緊張させるわけだ。しかし、その人が、緊張しています、と自己開示をすることで、不確実性が減り、周りの不安が緩和するのだね。

私には語りたいことはあるが、あなたに語りたいかというとそうでもないかもしれない問題

 今日、珍しく仕事でも友人関係でもない集まりに参加した。そういう会に参加するのは久しぶりだったので、どういう気づきが得られるのか、楽しみだった。  さて、その会はみんなで共通のテキストを読んで、感想を言い合うという会なのだけど、それに参加して思ったことで、何かについての「感想」って、「誰に向けて伝えたいか」で表現される内容が変わるんだよな、ということだった。