自己理解と世界に対しての認知 下書き

人間は遺伝と環境で人格を形成しています。

生まれ持って受け継いだもの、生まれた後に学んだものです。

親子関係はその第一段階で解る遺伝です。
教育や、出逢い、別れ、成長変化。
遺伝継承(財産継承)が後天的要因です。

僕の母も父も、その両親から遺伝し成長し今に至ります。
父の事はそこまで解りませんが、母は、この家。僕が産まれた時から一緒に生活をしていた祖父母の遺伝です。

今は祖母の介護をしています。
今は朝の歯磨きを一緒にしました。
歯磨きをするのも一苦労です。
認知症で、演歌節の祖母は、すぐにお涙頂戴の同情を誘う話を展開し、自分の要望を訴えます。

あれがしたい、これがしたくない。
ああ、不安じゃ。ああ、どうしよう。

結局それは、祖母の姉妹から聞くところ、幼少期からその悪い面が変わっていないそうです。当然、良い面もあります。

ただ、幼稚で考え方が推さないまま、祖父と結婚し、そのままの人間性で母親を生み、自分は楽しくお気楽に考えて祖父と一緒に90年間を終えられると思って生きてきたのでしょう。

子育ても、はっきりいえば貯金も、保険も、何も考えずに、人に言われたまま何でもしてきた人です。
お金の知識も、保険の事も、税金の事も、何もかも勉強せずに、目の前の事と自分がしたい楽しい事を中心に生きてきた人です。

それも人生ですし、世代でしょう。

今なら解ります。

人間は思い込みが、かなり人生に影響を与えます。
それが正しい、それが間違っているという話ではありません。

認識の差は、人類、すべてにあります。
真実はひとつではありません。
見方、見え方の問です。

・・・・・・・

最近、歴史の勉強を改めて少しだけする機会がありました。

少しこの話をさせてください。

言いたい事は二つ。

ひとつは簡単に。

困った時、あるいは、不当な扱いや不公平、不正な事を自分がされそうな時。

その時に、自分がどう対応すればいいのか。

相手の攻撃や、相手の思い通りになり、自分が被害者にならないように、対策をしっかりと知っておくべきです。

何が不当で、何が被害なのかは人それぞれです。
考え方も違えば、立場も違うでしょう。

僕からすれば僕が被害者でも、相手からすれば、どうしようもなかった事はあるでしょう。
僕がどれだけ自分の正当性と訴えても、相手側がそれに応えられる立場や存在でなければ何も答えを返してくれないでしょう。

期待は裏切られるのかもしれませんが、期待する相手を間違えたのは自分かも知れません。

見返りを求めるのではなく、と言いたいです。

僕は幸せと言う救いを求めた結果もそこにはあるのでしょう。

自分を守る為に、保険、あるいは、知っておくべき連絡先や電話番号、名称を控えておきましょう。

僕の大切な人たちにも伝えます。

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二つ目ですが、例を挙げます。

学生の頃、歴史の勉強をしながら僕は日本は歴史の最初のページから存在し、邪馬台国も、江戸時代も、全部日本の歴史だと思い込んで教科書を読んでいました。

人によれば、そんな事は違う、それはそうだ、と考え方や知識はそれぞれです。
僕は、日本は、歴史の教科書の最初のページから日本として存在し、日本の過去の話だとした前提で、疑うことなく、勉強を開始しています。

アメリカも中国も、世界の国が、自分が生まれる前から存在している。
自分が生まれる前から存在しているので、実感も無く、それがあたかも人類の歴史上ずっと存在し、今の世界の過去として認識して物事を考えていました。

これは思い込みです。

僕の母も、父も、その祖母も、祖父も、思い込みが激しい人だと思います。
そして、僕らはみんな思い込みで生きているのだと思います。

考え方や、物の見かた、判断基準はすべて自分が信じている、自分が正しいと理解している事がすべてです。


それが間違っていたとしても、誰にも責任追及は出来ません。
そうやって人間社会は成長し成り立っているのです。

だから、もし生きるのがツラい、苦しいと思うのであれば、そこから学び、変化しなければその苦しさや環境や人生からは変わることは出来ないのです。

これが僕が伝えたい今の僕の人生観です。

家族や、僕が大切にしている人たちにも伝えたいな。

・・

ネットでこんなものを見ました。

「使えないやつ」と人の事を言う人は
相手が
「使えるならやつ」なら利用するという考え方。

という文章です。

これは文面通りに受け取ればそう捉えることが出来ると思います。

僕はこう考えます。

「出来る奴」と言葉にしようと思います。
僕も出来る事を増やし、力を付けて
「大切な人が困っていたら、助けることが出来る奴」
「自分がしたい事を、自分の力で出来る奴」
に、なれたらいいな。

です。

僕は利用ではないのです。
僕は相互関係、お互い様で助け合える世界を望みます。

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