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詩 銀世界から

きみの国は 銀世界
ときおり きみの風が吹く
ぼくら 繋がっているから
すぐに それとわかる

足跡も残らない 一面の雪は
まるできみの 心のようだ
それは いつも真新しい

きみの国の 風が吹いたら
ぼくの暖炉で あたためる
そして銀世界に 守られる

きっとぼくの一部は きみだろう

白いしん、とした
きみの国の 風が吹いた日
ぼくの国に 雪が降った

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