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ブランドのリップを持つとなぜ気分が上がるのか。という話

ブランド品が私に与えてくれるものって?

街へ買い物に行ったり、あるいはネットショッピングをしたり、はたまたSNSを見たり、そうした時にブランド品を見る機会ってあると思うんです。
アパレルとか、お財布、カバン、コスメとか。

そうした”ブランド品”が持っている力って何なんだろう。
と考えた事があります。

そして私が出した結論は「自分の気分を上げる」が、彼らが持っている一番大きな力なんじゃないかと行きつきました。

憧れの的、ブランド品、そしてその価値

ブランド品ってどこか憧れの的になっていると思います。憧れというか贅沢品というんでしょうかね。
頑張ったから自分へのご褒美に。とか、仲のいい友達へのプレゼントとして。とか。
そうした何か口実をつけて買うもの。という立ち位置な印象があります。
(少なくとも私はそういう立ち位置にブランド品をおいています)

そして、そんなブランド品を身に着けている人を街で見かけたら、「ああ、すごいな」と、そういった気持ちになることが私にはあります。
ブランド品を見ると、憧れ、ある種の羨望といった感情を引き起こされたことがある人もいらっしゃるんじゃないでしょうか。

この感情の流れを利用している人は中にはもしかしたらいるのかもしれません。
ブランド品を持っている自分=それだけ価値のある人間
というように、自分を修飾するためにこれらのアイテムを使用して、ブランドの価値と自分の価値を=(イコール)で結び付ける認識です。

でも私はその認識ってある種間違っていないというか、有効活用できるんじゃないかと思ったんです。

もちろん、この上の=で結んだ式は間違っていると思います。
物の価値と自分の価値が=な訳がないですし、自分の価値の方が物より何倍もあるに決まっています。
けれども、こう思えてしまうことは事実としてあるのだと思います。

でもそれって、一種の自己肯定感みたいなもの、自分の自信みたいなところに繋がっているんじゃないかと思いました。
それを何か他人を巻き込んで行うんじゃなく、自己完結することで自分の機嫌が自分で取れるんじゃないかと思ったのです。

例えば、リップと自分の機嫌

ここからはブランド品、つまりデパコスのリップを例にして記してみたいと思います。

様々なブランドからリップが出ていると思います。
そろそろ春限定のリップが各社から発売される時期でしょうか??

ここでInstagramやYouTubeを見るとこんな投稿をよく見かけます。
このデパコスのリップとプチプラのリップ、色が同じなんじゃない?
この二つ価格差がこんなにあるけど仕上がりを見ると大差ないかも?

というものです。

確かにこの投稿はその通りだと思います!
時間経過や中の成分といった話は抜きにしてみて、出来上がりのその場面だけを見るとわざわざ高いものを買わないでもプチプラでいいじゃん!浮いたお金で違うことで切るじゃん!!と思うことは多いです。

でも!
デパコスのリップはパッケージやロゴ、買った時の包装といった細部まで凝ってるなと思うことがありますし、その価格差っていうのはこういった部分に使われているんだろうな。と思わされます。
それに、身に着けていたい。という思いがなぜか強く湧きますし、大事に使お。とも思わされます。
(決して、プチプラは細部にこだわっていない!と思っている訳ではないです)

これつまり、自分の気分が上がるってことじゃん!と思いました。
例えばリップをポーチに忍ばせておくとポーチを開けただけで気分が上がるし、もしかしたらそのデパコスのリップを使っただけなのになんか今日いつもの自分と違うような気がするかもしれないし、お気に入りだったらいつもの何倍も自分がかわいいと思えるのかもしれません。

それって自分の機嫌を自分でとっていることになるんじゃないでしょうか?

自分の機嫌は自分でとりたいよね

私は常々、「自分の機嫌は自分でとれる大人になりたい」と思っています。
相手に自分の機嫌を取ってもらおうなんて傲慢だし、自分の機嫌と何ら関係ない相手を自分の態度で嫌な気持ちにはさせたくないと思っています。

自分の機嫌を自分でとる。そのツールの一つに先ほどの例で挙げたデパコスのリップやブランド品があると思います。

高くて無駄だ。とか、消耗品だ。とか、人生にとって必要のない買い物だ。とか色々言われることも多いと思いますし、自分でもそう思っちゃう時があると思います。
けど、その買い物をするだけで少なくとも何か月かの自分の機嫌が保証されるのであれば「いい買い物」と言えるんじゃないかと思いました。

ブランド品が私たちに与えてくれるものって様々あると思うんですけど、実はそうした気分とか機嫌とか、そういった「自分を幸せにしてくれる」という力が一番強いんだと私は結論付けました。

自分の機嫌は自分でとりたいよね。と思った今日この頃です。

今日はこうしたブランド品と自分の機嫌についての思考を記してみました。