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11/28 ワンシチュエーション

病気か? と言うほどに 立って、歩くだけでもひと苦労だ。
ゼイゼイと もう、いつでもその場で倒れ込んで眠り込めそうだ。
歩くほどの理由が自分に無いのに歩いているから、つらいのだ。
例えば洗濯機まで行かなければならないのなら、洗濯をしてまで正しく生き暮らそうと思っていないから、意に反する行動がつらいのだ。
生きる気力は無く、しかし生きるための行動をしているから、逐一ひどく疲れる。
何事も、やる気がないことをやるのはしんどいし、効率が落ちる……。
生きる気がないと、人生の効率が落ちる。
これに尽きるな。

最近ファストフードみたいな感じで、閉じ込められて殺し合いだのワンシチュエーション(スキジャンル)サバイバルだの、そんな映画やゲームばかり鑑賞していたので、絶望気分だ。
どの作品も面白かったけど。
サバイバルって基本的にワンシチュエーションな気がするな。
ワンシチュエーションだからサバイバルになるのか。

突然のダンガンロンパ1&2(v3を1番先にやってしまったので最初から犯人分かってる感じだったがそれでも面白かった…)。
実在する脱出ボードゲーム? をモデルにした映画『エスケープルーム』の1作目2作目。
止まったエレベータ内で1人ずつ死んでいく『デビル』。
片足で地雷を踏みこんだ状態で砂漠の真ん中でひとり動けなくなる『ALONE』。
実際の出来事、手記が元になったジャングルの遭難から奇跡的な生還を果たすラドクリフが凄まじい『JUNGLE』。
とにかくラドクリフがもっと見たくて……こちらも実際の出来事、手記『脱獄』が元になっている手作りで鍵を作りまくって脱獄を目指す『プリズンエスケープ』。
30分で1年が経ってしまう、時の流れがおかしなプライベートビーチに閉じ込められて、すごい速さで老いていくファミリー達のサバイバル『OLD』。
などなど……。

書いてて思ったが、やはり広義だとかなり多くの作品がワンシチュエーションになるな。
ミステリとか大抵ワンシチュだし……ワンシチュにしなきゃなりたたない気もするし……。
それこそダンガンロンパみたいな殺し合い系閉じ込められ系は全部ワンシチュな気が……。
前述で言う『OLD』『ALONE』くらい移動範囲が狭いと、狭義でもワンシチュという感じか。
音楽と映画のジャンルは難しいな。詳しくなくて。

ミステリもだけど、命が軽い感じの作品はファストに楽しむ風潮なのは……まあ、命は重いものだという共通認識が浸透している証左でもある。強いて言えば。
純文学もそろそろ読みたい気がするが手が伸びるかどうか。

ワンシチュエーションが好きなのは、工夫だって思うからだ。
ワンシチュエーションは低予算映画に多かったり、分かりやすく工夫に物を言わすジャンルだ。
やっぱり工夫を見るのは、楽しい。
高予算のワンシチュエーションもそれはそれで面白そう! と思ったけど、高予算のワンシチュエーションってたぶんあんまりもうワンシチュぽくないんだろうな。
宇宙ものとか。

……宇宙ものをSFって呼びがちなのは少しおもしろい。
未知の生物や見たことないメカニックが出てくるわけでなくても、NASAのロケットで宇宙に出たらもうSFという印象だ。
きっとみんな宇宙を未知だと思っているからだ。
宇宙を未知だと思わない時代が来るのだろうか?

さっきまで新生・信長の野望をプレイしていたので、戦国時代から宇宙を未知に思わない時代への遷移に歴史のロマンをいま感じている。
戦国時代……1600年代くらいには、宇宙という概念はまだなかったのかな。
空は空でしかなく、宇宙に繋がっていない時代だ。

さっきフローリングに開けたばかりのミネラルウォーターをぶちまけたが、加湿加湿……という感じでろくに拭かずに床が濡れたまま。
気力がないからだ。
わざわざ濡れた床を拭いてまで、生きていこうという気になれないからだ。

生きる気力がなくても、ここにこうして思ったことを書き続けることはできる。
グッドニュースだ。

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