知らないアプリは質に関係なくダウンロードされない

以前書いた記事が思ったより読まれたので、以下の記事の続き物。話の趣旨は、前回と変わらず、知られていないものはどんなに良いものでも伝わらないよという話ですが、今回は実際にどれくらい知られていなかったのかを具体的に数字を交えて話します。

此処でも何度か話している話なのですが、2017年8月23日にVoiceTimerというキッチンタイマーアプリを公開しました。その際に全世界向けに広告を出すまで全然ダウンロードされていなかったため、ずっと自分のアプリの質が悪いのかと悩んでいました。具体的には10月21日に全世界で英語の広告を打つまではダウンロードされたのがたったの2でした。なお、現在では300ほどダウンロードされています。

さて、ここで気になるのは実際にこのアプリのGooglePlayストアのページをどれくらいの人が見ているのという話になります。なぜなら、1000人が見て2しかダウンロードされないのと、5人が見て2しかダウンロードされないのでは全然話が違うからです。

それを調べるにはGooglePlayConsoleというサイトを見ることで自分の公開されたアプリのGooglePlayストアにどれくらいアクセスしたのかを見ることができます。

それで調べたところ、9月にGooglePlayストアに訪問した人はたったの6でした。そして、これを見た人は誰もダウンロードしていません。10月はどうだったのかというと。12人の方がみて3人の人がダウンロードしてくれました。(ただし、この月にレビューの依頼をしていることを考えると、純粋にダウンロードしたのは2人だけだと思われます。)

つまり、そもそもGooglePlayストアに訪問した人は20人も満たない人数しかいなかったという話であり、質以前にそもそも興味を持つ対象に対してこのアプリの存在を知らなかったと考える方が自然だと思われます。(*宣伝自体は、実はnoteで何度かやっているが、興味ある対象には届かなかったと思われる。)題名に書いた通り、知らないアプリは質に関係なくダウンロードされないのです。

アプリに限った話ではないのですが、質がいいはずなのに発表した創作物の人気が出ないと悩んでいる人は、単に質が悪いという話ではなくそもそも需要がある人に向けて知られていない可能性があることを疑うべきかもしれません。

VoiceTimerというシンプルで使いやすいタイマーをダウンロードしたい人はこちら(GooglePlayストアの掲載ページに飛びます。)


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