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大陽製粉さんのライ麦粉で作るライ麦パン

製粉は奥が深い
よほど良い石臼でもない限り素人がまともに勝てる見込みはない、

以前、蕎麦打ちをやっていた時に思ったことです。

いつしか、パン作りを始めましたが、
私は、人それぞれの得意を活かすのが良いと考えています。

つまり、製粉はプロに任せる、
ということです。

酵母も一つ良いものを見つけたので、天然酵母はほどほどにします。

製粉に関してですが、

実は製粉会社で随分と変わると何度も経験しました。

今回は、久々に大陽製粉さんの粉にしました。

大陽を太陽と書かないのは、
何か一つくらい足りない方が、努力できる、と考えて、あえて太の点をなくす。
そのため、太を大の漢字を用いる。

社名は消費者にとっては、普通はどうでも良いことです。

でも私は何か信念のようなものを感じ、好きです。

小さい規模で製粉し、
小回りがきく

大量大規模が多い中、嬉しいことです。

以前、大陽製粉さんの石臼挽きの粉を使いましたが、あまりにも良い粉で、

衝撃的でした。(受注生産だったのか、約10日くらいかかりました。)

今回、ブロッケンというドイツのライ麦粉を買ってみました。

10kg入りなので、結構な量です。

少し小分けして、冷蔵保存すれば
問題なさそうです。

結論から言って、とても良いライ麦粉です。

ライ麦粉は粗挽きから細挽き等、
色々と種類があります。
ブロッケンは荒いようで、細かく、
見た目以上に使いやすいと思いました。
今のところ、ライ麦粉の中では、
ブロッケンは私にとってはトップクラスです。

風味が濃厚で、ライ麦100%でも生地がまとまります。

仕上がり、味、言いようがありません。

ざっと感じたことは以下の通りです。

黒っぽさがある
手触りは、しっとりしている
生地はまとまりやすいとは言えないけれど(ライ麦粉なので仕方ありません。)
味は濃厚
香りもとても良いです。


余談ですが、ドイツの製粉の学校に
大陽製粉の社長さんが留学されたらしいです。

業界のことはよくわからないですが、
きっと製粉留学までされる人ってそれほど多くないのではないでしょうか?

食品作りに関しては、
いい意味で変わった人がいいと思います。

普通の、無難な粉では面白みがありません。

良い食品や製品は、
その商品を使えば、なんとなく伝わってくるものです。

ライ麦粉ブロッケン、初めてですが、
これまでの数社のものとは全くの別物でした。

手で触って、捏ねて
仕上がりや味等でわかります。

ですが、粉は良いのに私の腕はついていけておりません。

性格上、我流に走ってしまいます。

脱線や手作り酵素、松葉を使うなど、
色々アレンジしてしまいます。

ただ、そういった我流を自由にさせてくれるライ麦粉です。

良質なライ麦粉を購入できる今の現状には、
頭が下がります。

ブロッケン、去年できた赤しそのユカリ、米ぬか少し、など色々たしました。
前回の生地を元種とします。別に月のしずくの水、白神こだま酵母1g、手作り酵素で酵母を活性化させます。
フルイにかけるときれいに落ちていきます。
米ぬかやユカリがやや荒いです。
生地はしっとり、いい感じです。
ソバの水回しと同じようにしていきます。自然と生地をまとめていきます。
水加減は粉が教えてくれます。少したりてないので、たしました。
手作り酵素、手の常在菌、米ぬか等の総合力でパン生地は仕上がっていきます。
あー、やってしまったぁ、という漢字です。思いっきり焦げましたが、焼いている時から良い香りが漂っています。
今は手のひらに乗るくらいの小さなサイズで仕上げています。しっかり噛まないと食べられません。二つでお腹はふくれます。 見た目アウトでも、粉の品質等が助けてくれます。我流自己満ライ麦粉パンですが、味はうまいです♪

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