「どうやってグラレコを描いているんですか？」と
よく最近聞かれる。

いろんな人がいろんな考え方で行なっていると思うけど、

私の場合は
スポンジと映写機のような頭の使い方をしていると思う。

「？」
というリアクションを画面越しにしている姿がイメージできる。笑

全てを吸収するスポンジ

水を吸収するように、
場で起きた議論をすべてスポンジのように受け入れることが
まず第一段階。

議論だけではなく、場の空気感、熱量なども対象に含まれる。

そのためには自分の頭の中を空っぽにしないといけない。

余計な自分の概念や思想は入れず、
その場を表現する。

頭の中を映し出す映写機

幼少期からイメージすることが得意だった。
自分で物語を作り出すのも好きだった。

クラスメイトに勉強を教える時にも
図を用いて伝えることの方が得意だった。

その経験がグラレコにも活きていると思う。

スポンジで吸収した情報を脳内でストーリー化しているが、
それを映し出す映写機の存在がなければ
模造紙やipadに描き出すことはできない。

情報をねじ曲げてはいけない

リアルタイムで実行していくグラレコ。

だからこそ、情報をねじ曲げて発信することは
とても危険だ。

だからこそ、私たちグラフィッカーのスキルは
ただ『話を絵にすること』ではなく、
『場をグラフィックで伝えること』だと思っている。

そこは今後も気をつけてやっていかないとね。