イジチの部屋

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最近の記事

ヤンニョムチキン事件

昨日、都内のFamilyMartで「ヤンニョムチキン串」を買った。ここ最近、このヤンニョムチキンのおいしさに「ハマって」いる。(この何とも言えない絶妙な辛さがいいのよ。)白ご飯に乗せて、一口食べる。うまい。初めて食べた瞬間、もう一度食べたいと思った。そして、その数日後に別の店に立ち寄った。その店には、同じ名前の「ヤンニョム串」があった。購入して食べてみると、味が全然違うと感じた。急いで店に戻って確認してみると、その商品は「焼き鳥の」ヤンニョム串であった。ああ、同じヤンニョム串

    • オンライン指導について

      今朝の一日のスタートダッシュは妙なものであった。朝起きて、さっと支度を済ませて家を出る。訳あって、走って電車に乗る。毎年この時期になると、たいていは半袖で過ごしているのだが、まだ今は「ヒートテック」を着ている。今年の三月のうちの何回かは「去年の今頃ってこんなに寒かったかしら」と思いながら、よく自宅の近くにあるスーパーに買い物に行ったものだった。妙だったのは、「汗」についてである。今朝は汗の出がこれまでよりも悪くなっていた。「あまりダッシュしない程度に走ったから、汗を掻かなかっ

      • 受験について

        instagramで以下の文章を投稿しようとしたら文字数制限を大幅にオーバーしてしまったので、こちらに投稿する。今年3回目の投稿になる。 【2024.4/8(月)】 いやー、大変だった。昨日は、新しい携帯電話にデータを移行していたのだが、捨てる情報と捨てない情報を選別する作業で何時間もかかってしまった。なんでも潔く捨てられないのが、どうも私の悪い癖らしい。 受験について少し書いてみたいと思う。ただ思ったことを書き散らすだけなのだが、書いたことに責任は持つようにしたい。ネッ

        • 科学的なアプローチと教育現場から経験的・身体的に導き出された結論の比較

          著書『管理しない子育て』(鈴木久夫著)を読了。この本は家庭教師を担当している生徒の保護者から紹介されたものである。 この本を読んで一番興味が湧いたのは、「欠乏に対する欲求」というキーワードだった。本書ではあまり詳しく述べられていないが、ヒトは「欠乏状態」にあるとき、心が占拠されやすい。このことは”Scarcity: Why Having Too Little Means So Much”(Sendhil Mullainathan and Eldar Shafir, 2013)

        ヤンニョムチキン事件

          自己肯定感は「育てる」もの

          『全米トップ校が教える自己肯定感の育て方』(星友啓著)を読了。以下、特に印象に残った箇所を中心に感想をメモしてみた。(まだ本書を読んでいない方には、ぜひおすすめの1冊です!) ・冒頭の部分で特に重要だと思ったのは「長期的には、外発的要因だけでは解決が難しい」ということ。(同時に、読んでいて心理学の本でよく目にする「内発的要因・外発的要因」という言葉の復習にもなると感じた。) ・1番印象に残ったのは、人には多面的な心の「顔」があるということ。このことについては、別の石井裕之

          自己肯定感は「育てる」もの

          「省略を補う」ということ

          二重敬語のような言い方になるが、あるワンシーンを考えてみる。英文法の穴埋め問題。設問は4択の中から適切な語句を選ぶ場合もあれば、直接単語を記入する場合もある。 例えばこんな感じ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー [例題1] A man is known(  )the company he keeps. ① with ② to ③ for ④ by ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー この諺を知っている人ならば、選ぶまでもないはずだ。なぜなら、自然と頭

          「省略を補う」ということ

          ブラックなコーヒーが飲めたことについて

          (寝る前にちょっとだけ回想録。) 自分でも驚いた。まさか、自分でブラックコーヒーが飲めるようになるなんて。だが、さらに驚きなのは、黒いブラックのコーヒーがいきなり飲めるようになったことだ。ちょうど、寝坊して学校に遅刻しそうになってベッドから全力疾走して登校が陸上種目に変わり、ギリギリでゴール(校門)に間に合う瞬間のように。その経過を少し記録してみることにしよう。(目がしばしばシバシバしているので、誤字脱字あっても悪しからず。。) [回想記録?(更新)] 今は昔、約半年前のこ

          ブラックなコーヒーが飲めたことについて

          現在値の確認

          自分でも忘れていたが、去年の12月に以下の書評を書いていた。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【15歳からではなく、今から始める社会学】 以下、書評を少々。 『ニホンという滅び行く国に生まれた若い君たちへ』(響堂雪乃著)を読了。本書では15歳、またおそらくはその周辺の年齢も含めた方や本書に興味のある方も含意した読者を想定して筆者がペンを走らせたと思われる。そのためか、比較的読みやすくてどんどんページが進んだ。目次や大きい文字が小さい文字を論理的に反映してい

          現在値の確認

          甘口

          今日は中国出身の5人を案内して一緒にランチ(インドカレー)を食べたのだが、驚いたのは普段1人で食べる時と比べてカレーの味が変化していたこと。ユニークなメンバーと一緒にカレーを食べたので、二重に甘くておいしかった。わざわざ甘口を注文しなくてもよかったかもしれない。 昨日まで奈良にいたが、そのときに潜在的に感じていたことが今日になって自分の中で顕在化したように感じる。思い返すと「一緒にいるメンバーとおいしいごはんを食べたのだなぁ」と感謝の念を抱くとともに、一緒に食卓を囲む人がい

          それに近づくヒント

          今年から新しい試みを始めることにした。徐々に担当する生徒の人数が少なくなっているため、これまで家庭教師で担当した諸君に伝えてきたことをデジタル空間での発信内容にも盛り込んでいこうというものである。やや回想的な口調になることがあるかもしれないが、その時にはその内容とともに「担当した生徒に伝えたことであった」ことを付随して書くと思うので大丈夫だと思う。今日はそのうちの「尊敬している人の近くにいるために」という内容。今年の2月のどこかである生徒とそのことで雑談をしたことがあった。以

          それに近づくヒント

          身体と知性

          昨日の朝に飛行機で大阪へ飛ぶ直前に途中まで書いていたのだが、着地して移動した先の奈良で寝る前に筆をおいた。テーマは「身体と知性」と名付けてもいいかもしれない。 【アナグラム】今朝、コンビニで買い物をしていたのだが、そのときに売られていたレアチーズプリンの商品名を「レズプリン」と読み間違えてしまった。ここ最近になってLGBTに関する本ばかりを読んでいたためだろうか。デザートコーナーでパッケージを眺めている最中に突然動かしていた手が止まり、次の瞬間にギクリとしてそのプリンを見た

          おかめちゃんの納豆レシピ

          今日の1冊。読書したら本(ブック)、調理すればレシピ、合わせたら「レシピブック」になるという理解で大丈夫だろうか?そういえば夕方に「今日こそは納豆のパッケージにある『極小粒、小粒、中粒、大粒』の表示を見るぞ!」と意気込んで店を回ったが、なかなかその表示が見つからない。と思ったら、商品名として大きな文字で表示されていたり、パッケージの角に小さく表示されていて、なかなかに苦労した。笑。もちろん、今日も納豆を2個食べたのだが、まだ納豆レシピは作っていない。早く「ブック」から「レシピ

          おかめちゃんの納豆レシピ

          粘り強くなるために

          先日、黒豆納豆を食べて「納豆に詳しくなりたい」と思い、勢いに任せて『納豆の本』を購入した。今まで全国納豆協同組合連合会というものがあるのを知らなかったため、この本を手にとってよかったと感じる。本書によれば、先日食べた黒豆納豆も黒くなかった納豆も「丸大豆納豆」という種類の納豆だったようだ。丸大豆納豆といってもいわゆる普通の納豆であるのだが、売っているこの種の納豆のパッケージには、極小粒、中粒、大粒などと大きさが表示されているらしい。これまで納豆のパッケージはよく見るようにしてい

          粘り強くなるために

          黒い豆

          今日の納豆。いつも納豆は2種類の納豆を片方にまとめて混ぜてどちらかのタレを入れて(混ぜて)食べるようにしている。今日は黒豆の「黒い味」というものがあるのか確かめるための実験として1ずつ食べることにしたが、タレをクロス(交換)して入れたらかなりおいしかった。黒豆に黒酢のたれ。「わさびで味わう」と銘打ってあったが、もちろんワサビは入れていない。このワサビ色のフレーズは『「言葉」があなたの人生を決める』(苫米地英人著)で述べられている「スコトーマ」と同じゲシュタルトになっていたため

          トラブルは問題でなく、結果である。

          未発射のメモをテープで頑張って繋ぎ合わせたような未成熟な文章になってしまった。もちろん「頑張って」は悪い意味で使われている。このようなトラブルだけではないと思うが、トラブルというものは問題が起こった(怒った)ことが具現したのではなく、単なる結果として露呈したにすぎない。「問題が発生した」のではなく「結果として生じた」当然の帰結と解釈すべきであり、決してトラブル(trouble)をクエスチョン(question)やプロブレム(problem)というフレームで眺めてはいけない。家

          トラブルは問題でなく、結果である。

          きみの行く道

          著書『きみの行く道』(ドクター・コース著)を読了。本書は極めて日本語が易しく、かつ、重大な人の生(人生)という道の筋()のようなものが絵や比喩で上手く描かれている。本書には文字情報が少なく「余白」が多かったため、かなり激しく刺された。(いい刺激をもらった。)普段は縦書きの文章が詰まった本ばかりを読んでいたのも要因として大きかったのだろう。さて、書籍を読むという経験を僅かながらに重ねて感じたのは、人の生におけるさまざまな局面で重要であると一般的に思われるような考え方を抽象化して

          きみの行く道