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ハレの卒業式。なのに。それから。

今日は息子の卒業式。
本来ならば気分よく一日を過ごすはずの日。

なのに初っ端から出鼻をくじかれた。

つぶやいた通りで、転回違反の切符を切られたのを皮切りにして何だか嫌な流れでスタート。

(それにしても違反切符、ムカっとくる😡。
あと数ヶ月でゴールド免許に復活だったのに、また5年青色だ😫)

見落としなんてほとんどなく、普段から安全運転なのに、こんなことがあると腐りたくなる。

私が見落としたのが悪いことはわかってる。
でもあの標識、もっとわかりやすく出来ないものなの⁉️

警察官に何度も『あそこに標識あるでしょ』と言われたけど、5.6回一緒に確認してようやく視認できた。

あそこは警察官が違反切符切って自分の成績を上げる場所になってるに違いない😤

それにしてもそこにパトカーがいたなんて運が悪い👎

警察官に早くしてくれと言うと
『急かすと余計遅くなりますよ』だって。
失礼しちゃうわ。

早く書類を作ったのかどうかはわからないけど(10分もかかるか⁉️ 意地悪したい気持ちで多少ゆっくり作ってないか⁉️)、そこに自署する。

イライラする気持ちが抑えられない。

とにかく式典に遅れないようにしないと。

目指すパーキングにようやく車を停め、そこから大学目指して歩く🚶

何とか受付時間内に正門に到着。そこから敷地の奥の体育館までまた歩く🚶🚶

会場の体育館はすでに人でいっぱい。
でも空いていた保護者席に座れた。

何となく穏やかな雰囲気の式典会場。

会場後ろには音楽隊がいて、少し演奏してくれたりしてた。

式典は10時開始。でもすでに保護者席含めて壇上以外、9時20分にはほぼ着席している状態。
音楽隊による音楽も止み、少しざわめいてはいるものの式の開始を待つ静かな気配が満ちていた。


9時57分には儀仗隊⁉️が入ってきた。


雰囲気が変わり、空気が引き締まる。

いよいよ開始か、と思ったが壇上はまだ空席。

理由の説明なく『開会までもうしばらくお待ちください』のアナウンス。

最前列にいる儀仗隊は微動だにせず立位を取ったまま(ピタッと止まったままなのはさすが‼️)

時間はどんどん経過し、さすがに会場の保護者席も少しざわつき始めた。

なんで始まらないんだろ❓

え❓登壇するお偉いさんの誰かが遅刻❓

壇上の席には陸海空の幕僚長が上り、名前は知らないが衆参の国会議員が複数人。
医師会会長、看護協会会長なども登壇。

やっと埋まってきた壇上の席。

でも一番真ん中に近いところの席が埋まらない。

もう10時半を回ってる。

35分になってアナウンス。

『木原防衛大臣の臨場です。』

大臣の遅刻で開始が35分も遅れたのかぁ。

やっと来た😤

誰からも式典の開始が遅れたことに対する説明も謝罪もなし。
公人は忙しいんだから、黙って納得しろってことなのかもね。

そんなこんなでささくれ立ってた私の気持ちはさらにざわざわした。

やっと始まった式はその後は滞りなく進んだ。

式の最後は恒例の帽子投げ。
これ、一番見たかったやつ。

陸海空の幕僚長や防衛大臣といった組織のトップのご尊顔を拝する機会はもうこれからはないと思うので、これはこれで貴重な機会だったと思うけど、親としては子供のこの最後の儀式を見ることで節目を感じる。

なんやかんや大変な学生生活だったけど、本当によく頑張った‼️

やーー!

って走っていく卒業の顔の何と嬉しそうなこと。

ここで学生としての身分を終え、この後はすぐ任命式。
正式に自衛官として任務につくことになるんです。

陸海空それぞれの幕僚長が代表者に対して自衛隊員として任命。
いちいちファンファーレを音楽隊が鳴らしてくれるのだけど、どこぞのゲーム音楽みたいで面白かった。

学生服から自衛隊の制服になったことで、いよいよ自衛官なんだなぁという気に親の私もなる。

仕事ではなく、任務。

これからの国防についての話も首相(メッセージ)や防衛大臣からもあり、そのために養成されてきたのだとも思う。親としては紛争地などへの派遣はされたくないのが本音だけれど。

月曜日の朝には赴任先の病院に集合。しばらく病院業務を行った(覚えた)のち、4月から2ヶ月は福岡の幹部候補生学校での生活。

普通の大学生じゃないから忙しいね。

ゆっくりする暇もなく社会人になる息子に精一杯のエールを送りたい。

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