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ナイゲン二次創作(小ネタ)

○3148とアイスクリースマス(とおばか屋敷)

 節電エコアクションによる内容限定会議の混乱など無かったかのように無事開催された文化祭。2年2組の出し物である「アイスクリースマス」の店番をしているアイスクリースマスの代表者こと木村
そこに友達と一緒にこちらへ向かってくる1年生の姿が見える。3148の代表者谷川だ。
何か含みを持ったような笑顔で近づいてくる谷川を訝しげな目で見る木村に彼女は話しかけてくる
「こんにちは~木村先輩。調子はどうですか~?同じようなお店の内容なんで敵情視察です。あっ、これうちのクラスのチラシなんですけど、もらってくれますか?」
ああ、またあの真っ直ぐな目だ…この目でお願いされると、どうも調子が狂う
「…」
いつもは饒舌な木村がとっさに返す言葉が見つからないでいると
「あれ~奇遇だなぁ!」とさっきから廊下の角で話しかけるタイミングを伺っていたおばか屋敷の代表者こと大見がここぞとばかりにやってきた
「いや~なんか今日は暑いよねえ、アイスとか一緒に食べていかないかな~谷川さ…」
大見がエア壁ドンのような体勢を作りながら谷川の方へ顔を向けようとしたタイミングで
「じゃあ先輩、3148にも敵情視察来てくださいね!お願いします」
深々とお辞儀をして去っていく谷川
「…ん」
振り向きざま勢い良く一回転して俺と目が合ったおばか屋敷
今にも口笛でも吹き出しそうな雰囲気だ
「大見くんだっけ?アイス食べてく?」
「あっ、、、はい。じゃあ1個ください…」
アイスを作りながら木村は誰に言うでもなく呟いた「作り置きしてねえか確かめに行くかな、、、」
~完~

○アイスと海のとハワイ庵

 放課後、校舎と校舎を繋ぐ渡り廊下の端に腰を掛けて海のYeah!の代表者こと仲村とアイスクリースマスの代表者こと木村が駄弁っている
仲村は彼女の文化書記こと宮下から木村が3148の代表者こと谷川のことをどう思ってるか探ってこいとの密命を帯びていた。
文化の間でこの二人をどうにかしようと言った動きがあるみたいなのだが、いったい何がどうなってそういうことになっているのか女のネットワークは本当に恐ろしい
「木村、そういやナイゲンのときは3148にだいぶ辛く当たってたけどあれか?好きな子ほどいじめちゃうとか~?」
「は?なにいってんの、別にああいうのタイプじゃねえから」
「へー、そうなんだ〜。ん?じゃあ木村のタイプって?」
「えっ、いや、なんだ、天然系とか意外性とか、いや違うか」
珍しくたじろぐ木村の姿
そこに二人の前を通り過ぎようとするハワイ庵こと早舩の姿が
「あれ~ふたりともこんなとこでどうしたの???・・・ゆちゃく?」
「お前それ使い方間違ってるからな!」
すかさずツッコミを入れる木村
(いやあ、いつ見てもナイスコンビネーション。ん・・・待てよ木村お前まさか)
「え?そうなの?そういえば見て!エコエコアザラシの南国バージョン書いてみたの、、、かわいい、、、」
「何だそれ!怖い!」
「なるほど、天然。意外性。なるほどねえ、繋がったな」
思わず悪い笑みを浮かべてしまう仲村
「おい、待て、違うから仲村、違うから何も繋がらないから」
「どうしたの、何が繋がるの?、、、とんち?」
「ああ、また内容わかってないやつだ」
二人をニヤニヤしながら仲村は思う「木村、そういうものだよ恋の正解は、ピンポーン!越後製菓!なんだよ…」と
~完~






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