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2022年9月の都内小劇場公演 観劇候補

 9月に自分が観に行きたいなぁと思っている都内の小劇場作品をつらつらと記しておきます。誰かの何かの参考になれば幸いです
※各団体や作品についての所見は個人の感想になります

 なお、9月の個人的なお勧め公演は
・Aga-risk Entertainment:SHINE SHOW!
・中野坂上デーモンズ:鬼崎叫子の数奇な一生
・やみ・あがりシアター:Show me Shoot me
・あんよはじょうず。:(めくるめく恋の)白痴はよいこ
・劇団肋骨蜜柑同好会:田瓶奇譚集
となっています。


【9月第1週 9月1日(月)~9月4日(日)】

★超おすすめ★○Aga-risk Entertainment:SHINE SHOW!

【場所】恵比寿 シアター・アルファ東京
【期間】8月31日(水)~9月4日(日)
【上演時間】約2時間30分を予定(途中休憩有り)
【特徴】シチュエーションコメディ、バックステージ、会社対抗のど自慢大会
・アガリスクエンターテイメントの新作長編公演。今回は実在する会社対抗のど自慢大会のバックステージコメディということで様々な要素が入り混じった、歌と笑いと感動の作品となりそう。ウェルメイドな作品に定評がある劇団なので必見!


○サムゴーギャットモンテイプ:ベントラー・ベントラー・スペースピープル

【場所】池袋 スタジオ空洞
【期間】8月31日(水)~9月4日(日)
【上演時間】約90分予定
【特徴】短編3本、UFO、久しぶりの公演
・サムゴーギャットモンテイプ久しぶりの公演。なんとなくの馬鹿らしさを根底に滲ませながらミステリーのようなサスペンスのような作品を上演する劇団。凡人には処理できない出来事に右往左往する様を笑う。


○あやめ十八番:空蝉

【場所】池袋 東京芸術劇場シアターウエスト
【期間】9月1日(木)~9月4日(日)
【上演時間】約2時間40分を予定(途中休憩有り)
【特徴】古典、音楽、エンターテイメント
・音楽隊による演奏の中で古典を元にしたエンターテイメントを上演する劇団。今回は古典落語をモチーフに架空の世界のお話ということ。言葉と音を身体で感じて楽しめるのでおすすめ。


★注目★○中野坂上デーモンズ:鬼崎叫子の数奇な一生

【場所】下北沢 ザ・スズナリ
【期間】8月31日(水)~9月4日(日)
【上演時間】約105分を予定
【特徴】独特、10周年記念
・特徴的な台詞回しや悪夢を見ているかのような世界観だけど、どこか親しみやすくスルリと懐に入ってくるような作品の劇団。10周年記念の作品はスズナリで。いつも以上に濃ゆい客演陣を揃えて正しく狂った作品が今回も見られるのか期待。


○くちびるの会:老獣のおたけび

【場所】駒場東大前 こまばアゴラ劇場
【期間】9月3日(土)~9月11日(日)
【上演時間】約90分予定
【特徴】3年ぶり本公演、ファンタジー
・あらすじには「ある日突然、故郷で暮らす父が「象」になってしまう物語」と書いてあり、これがどう表され描かれるのか興味深い。出演者も実力者が揃っている


【9月第2週 9月5日(月)~9月11日(日)】

○かわいいコンビニ店員 飯田さん:とりあって

【場所】下北沢 OFF OFFシアター
【期間】9月8日(木)~9月14日(水)
【上演時間】不明
【特徴】ドロドロの人間関係、トラウマ、ハラスメント
・劇団名のポップな印象とは違ってかなり濃ゆい人間関係やドロドロの人間模様の作品を作る劇団。コロナなどで久しぶりの公演となるが作品はいつも通りとのこと。ハラスメントなどの場面が苦手な人にはおすすめできないがしんどさの中に生を見出したい人にはおすすめ。


○吉祥寺GORILLA:夜鳴く鳥は朝に泣く

【場所】王子小劇場
【期間】9月7日(水)~9月11日(日)
【上演時間】約100分を予定
【特徴】人間ドラマ、舞台装置、再演作品
・公演を重ねるごとに作品内容も規模もレベルアップしている劇団。今回はまたこれまでと違ったモチーフの作品になる模様で注目。


★おすすめ★○やみ・あがりシアター:Show me Shoot me

【場所】三鷹市芸術文化センター 星のホール
【期間】9月2日(金)~9月11日(日)
【上演時間】約120分を予定
【特徴】ウェルメイド、悲喜劇
・今一番脂の乗っている劇団と言っても過言ではないやみ・あがりシアターの新作公演。作風は変幻自在といった印象。面白い作品を見たいという人はとにかくこの劇団がおすすめ。


★注目★○♯Q:スコトーマカフェ 他7篇

【場所】新宿眼科画廊
【期間】9月9日(金)~9月11日(日)
【上演時間】約90分を予定
【特徴】コント集、前売り完売、奇テ烈と彼女
・小山コータローさんのコントを5人の女優が演じる公演。前売りで既に完売という人気ぶりもうなづけるメンバー。演じる側も見る側も幸せになれるユニット。


○劇団BBF:さよなら人類

【場所】江戸川橋 パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』
【期間】9月8日(木)~9月11日(日)
【上演時間】不明
【特徴】大竹匠、第2回公演、2チーム制、黒歴史、青春
・おおたけ産業の大竹匠さんが座付作家兼演出を行う劇団。ぬるっと不思議な作風で煮え切らない人間を描く作家さんなのでこんかいのあらすじ概要などを見てもある種のエモさを感じられそう。

○劇団milquetoast+:夜明け、踝、泣け -2022remix-

【場所】池袋 スタジオ空洞
【期間】9月9日(金)~9月11日(日)
【上演時間】約100分を予定
【特徴】ミルクトーストプラスと読む、再演(remix)、不条理ファンタジー、ギター伴奏
・初見の劇団だが坪和さんや沼田さんなどよく知る役者さんが出演ということで注目。ベテラン万引き主婦の話というあらすじにもひかれる。

○実弾生活:無限のサンドウィッチ

【場所】下北沢 駅前劇場
【期間】9月8日(木)~9月11日(日)
【上演時間】不明
【特徴】オムニバスコント
・毎回評価の高いオムニバスコントを見せる劇団。


【9月第3週 9月12日(月)~9月19日(月・祝)】

★注目★○あんよはじょうず。:(めくるめく恋の)白痴はよいこ

【場所】中野 テアトルBONBON
【期間】9月14日(水)~9月18日(日)
【上演時間】約80分を予定
【特徴】一部ダブルキャスト、高畑亜実
・劇団員も増えたあんよはじょうず。圧倒的なビジュアルとダークチックな世界観。


○キャラメルボックス俳優教室:BREATH 

【場所】新宿スターフィールド
【期間】9月14日(水)~9月19日(月・祝)
【上演時間】不明
【特徴】キャラメルボックス作品、クリスマス、2チーム制
・キャラメルボックス俳優教室の生徒やキャラメルボックス劇団員、オーディション組などによって行われるキャラメルボックス作品の公演。俳優教室の生徒などは有望株も多いので若手役者の見つけに行くのも良いかも


○雙影のイドラ:まちがいさがし。

【場所】阿佐ヶ谷アルシェ
【期間】9月14日(水)~9月18日(日)
【上演時間】不明
【特徴】ソウエイと読む、都市伝説、第2回公演、SAN値チェック
・強い世界観の物語を書く和埖くるりさんの劇劇団。今回は都市伝説ものということでやや怖めの作品になりそう


○TEAM空想笑年:VAMPIRE~Reunited In Pain~

【場所】恵比寿 シアター・アルファ東京
【期間】9月14日(水)~9月18日(日)
【上演時間】約120分を予定
【特徴】ヴァンパイア、エンタメ、ダークアクションファンタジー
・わかりやすく面白い上質なエンターテイメント作品の劇団。ファンタジー世界が舞台でありより派手でカッコいいアクションが期待できる。


○パ萬:同級生

【場所】新宿シアター・ミラクル
【期間】9月16日(金)~9月18日(日)
【上演時間】不明
【特徴】ユニット旗揚げ
・江原パジャマ、てっぺい右利き、細井じゅんというアクの強い役者が集まったユニットの旗揚げ公演。しかも脚本は小野寺ずる。


★おすすめ★○劇団肋骨蜜柑同好会:田瓶奇譚集

【場所】下北沢 駅前劇場
【期間】9月16日(金)~9月25日(日)
【上演時間】約100分を予定
【特徴】ホラーアンソロジー、田瓶市、複数団体
・ AURYN、Mrs.fictions、劇団肋骨蜜柑同好会、たすいち、日本のラジオという5つの団体が架空の都市「田瓶市」を舞台としたホラー短編を上演する奇譚集。これまでも田瓶市は団体を超えて舞台とされてきた経緯があり、各団体が今回どうそれを作り上げていくのか楽しみ


○劇団ボンボヤージュ!:世界で一番可哀想な境遇の人々2022

【場所】千歳船橋 APOCシアター
【期間】9月17日(土)~9月19日(月・祝)
【上演時間】約120分予定
【特徴】コメディ、ミュージカル風、レ・ミゼラブル
・大真面目にふざけたミュージカル風コメディを行う劇団。馬鹿馬鹿しさが上手くハマったときはとても面白い


○劇団すらんばー:そして私が生き残った

【場所】阿佐ヶ谷 ひつじ座
【期間】9月17日(土)~9月18日(日)
【上演時間】約90分予定
【特徴】メタ?、劇団もの
・未見の劇団だが作品のあらすじと雰囲気が気になったので候補に入れました。演劇のメタもの?


○乙戯社:かつて生命があったという惑星に向かって僕らは、

【場所】桜木町 スタジオHIKARI
【期間】9月18日(日)~9月23日(金・祝)
【上演時間】約70分予定
【特徴】宇宙船密室劇、ダンサブル
・いちかわともさんによる劇団。普段は音楽劇を行っているが今回はストレートプレイとのこと。


【9月第4週 9月20日(火)~9月30日(金)】

○TOKYO PLAYERS COLLECTION:蓼喰ふ虫

【場所】池袋 OFF・OFF シアター
【期間】9月21日(水)~9月26日(月)
【上演時間】不明
【特徴】実際の夫婦
・榊菜津美さん、秋本雄基さんという実際の夫婦が共演する。谷崎潤一郎の「蓼喰ふ虫」を原作に冷めた夫婦の関係という作品を新婚の役者夫婦が演じるという面白さ。


○NICE STALKER’:新訳「あわれ彼女は娼婦」

【場所】池袋 スタジオ空洞
【期間】9月21日(水)~9月25日(日)
【上演時間】約90分予定
【特徴】ワークインプログレス、妹萌え
・毎回、作演のイトウシンタロウさんの執念とも言える嗜好が作品として消化されている劇団だが今回は「妹萌え」とのこと。古典を現代解釈というよりイトウシンタロウ解釈して作品にするためのワークインプログレス。


○ラビット番長:コマギレ

【場所】池袋 シアターグリーン BASE THEATER
【期間】9月22日(木)~9月25日(日)
【上演時間】約120分予定
【特徴】再演、将棋
・いつも面白い物語を作り上げる劇団。今回は将棋シリーズの作品の再演。好評だった作品なので安心して見られる。


○劇団時間制作:12人の淋しい親たち

【場所】池袋 東京芸術劇場 シアターウエスト
【期間】9月22日(木)~10月2日(日)
【上演時間】不明
【特徴】請求陪審制、現代劇
・現代社会におけるリアルな現実をシリアスに深く重く突きつける作風の劇団。ときに心がしんどくなりすぎるほど突き刺してくる。今回は陪審制による裁判の議論の話ということでプロット自体とても面白そうで惹かれる。


○絶対♡福井夏:妹と姉と駅の上と妹と姉と駅の上

【場所】三鷹scool
【期間】9月23日(金・祝)~9月25日(日)
【上演時間】不明
【特徴】福井夏、ハセガワアユム、二人芝居
・福井夏さんがやりたいことをやる企画(意訳)。今回は 長尾友里花さんを相手に二人芝居。作演のMUのハセガワアユムさんは福井夏さんととても相性がいいと思うので楽しみ



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