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つま先がすり減るほどの背のびより穏やかな明日に溺れていたい | 写真と短歌

毎日ひとつ、短歌をつくっています。
今週の短歌をまとめてみました。


散らばった夢の欠片をもう一度 繋げてつくるありふれた日々


たっぷりと夏の記憶を吸い込んだ 欠片に今日も生かされている


何気ないノートの端の落書きも 時が経てば恋文のようで


つま先がすり減るほどの背のびより 穏やかな明日に溺れていたい


今日も君が朗らかに生きているだけで世界の誰かが救われている


どの道を歩いたとしても誰かの正義は誰かの毒になるのなら


狂おしく誰かの日々がきらめいて仕方ない日は空を見上げて



過去作



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