見出し画像

こんなにも美しい朝があるのなら、手放すことなど何も怖くない | 写真と短歌

今週の短歌をまとめました。
リアルタイムで1日1詩、更新しています。


あきるほど夏をかさねた珈琲の甘苦い味は恋のようで


黄昏のたわやかな銀のたてがみを撫でるような秋の号令


瞑る目のまぶたに映る幾億のこの世の余白と君の鼻歌


こんなにも美しい朝があるのなら手放すことなど何も怖くない


あたらしい決意に輝く目も意思も誰かにとっては影呼ぶ光で


葉脈に満ち溢れる光はなめく最高純度の明日のトポロジー








言葉を仕事にするふたりの分筆家による言葉と思考のnoteメンバーシップ。現在約60本のエッセイが読めます。初月無料。





いつもありがとうございます。いただいたサポートの一部は書く力の原動力のおやつ代、一部は日本自然保護協会に寄付させていただいています。