月の頬を撫でるような 風を人は愛情と呼ぶのでしょう | 写真と短歌 188 古性のちkosho noci 2023年10月18日 01:01 毎日ひとつ、短歌をつくっています。今週の短歌をまとめてみました。指切りの分だけ重ねるうそと愛 何とも奇妙なマーブル模様あたらしい暮らしが肌に馴染む頃 どこからか響く欠けた和音歳をかさね見える景色が 変わっても立ち止まる価値を疑わぬ強さをなにもないひと時の尊さに気づく 大人になるってそういうこと瞳の奥いっぱいに降る星の砂は かつて繋いだ手のひらの光月の頬を撫でるような 風を人は愛情と呼ぶのでしょうおやすみの前に横たわる時を 束ねて作る蜜色の花束過去作 言葉と思考があつまるメンバーシップ運営しています ダウンロード copy #短歌 #古性のち 188 いつもありがとうございます。いただいたサポートの一部は書く力の原動力のおやつ代、一部は日本自然保護協会に寄付させていただいています。 記事をサポート