自分を嫌いにならない魔法のかけ方
トルコからウズベキスタンに移動してきました。
まだまだ旅は序盤だけれど、美しい。青好きにはたまらない国です。今回はフリーディレクターの友人と現地で合流して、しばらく一緒に旅したあと、またひとり旅に戻る予定です。次はインドへ。
「自分を嫌いにならない程度にしておこう」
トルコを一緒に旅していたそして昨年まで一緒にシェアハウスをしていた旅仲間の伊佐さんの言葉で、すごい好きなものがあって。多分彼女は覚えていないのだけれどそれが「自分を嫌いにならない程度にしておこう」の言葉。
これはつい急いでいて、グチャグチャのまま出かけようとしてしまう私に、よく彼女がかけてくれた言葉で。
どんなに忙しい時でも、部屋をささっと整えて「帰ってきた時に、自分の事嫌いにならないくらいにはしておこうね」と。
確かにヘトヘトで帰ってきたときに部屋が荒れていたら、自分の事をほんの少しだけ嫌いになるかもしれない。今朝バタバタと過ごしてしまった、もしくは夜「まあいいか」を詰み重ねてしまった過去の自分の残像が部屋に色濃く残っているからだろう。
だったら、ほんの少しだけ。
時間がなくとも、ぱっと物をはじに寄せてみる。
散らばったチラシやハガキをまとめてみる。
(思いきって見えないところに隠す、もありかもしれない。布団の中とかにね、とりあえずね)
ついつい忙しくなってしまう旅先でも、この言葉をいつも思い出して、部屋やキャリーバッグの中を整理している。
「自分を嫌いになる」キッカケを減らす努力をすることは、イコール日々を幸せに生きるためのヒントになるのだと思う。
だから日常でも旅先でも、余り多くはない、サボりたくないことのひとつだ。
伊佐さん、素敵な言葉をありがとう。
いつもありがとうございます。いただいたサポートの一部は書く力の原動力のおやつ代、一部は日本自然保護協会に寄付させていただいています。